威風堂々!コスパ最強『業務スーパー』の合鴨ロースが丸ごと一本235円(税抜き)と衝撃の価格にして味も抜群なので年末の年越しそば用にご紹介します。
鴨南蛮の『南蛮』は差別用語であった!?
鴨南蛮が好きだ。年越し蕎麦は、毎年、鴨南蛮を食べています。
ところで、なぜ『鴨そば』ではなく『鴨南蛮』なのでしょうか?
そのルーツを探ると、古代中国まで遡ることになります。
実は古代・中国では中国以外の地域はすべて野蛮であるとする乱暴な考え方がまかり通り、インドシナをはじめとする南海諸国のことを南蛮と呼んでいた。
じゃあ、中国から見て北に位置する国を『北蛮』と呼び、東は『東蛮』と呼んでいたのかまでは分かりませんが、とにかく鴨南蛮の『南蛮』は、元々中国では『野蛮』から転じた差別用語であったようです。
そしてその影響か、日本でも室町あたりから江戸時代にかけて、タイ、ルソン、ジャワなどの南洋諸島の国々を南蛮と呼ぶようになります。
さらに南方を経由して渡来してきたポルトガル人やスペイン人を南蛮人と呼び、彼らが病気を予防する薬膳としてネギ料理を好んだことから、いつしかネギの入った料理までもが『~南蛮』と呼ばれるようになったという。
それが、飲食店としては歴史のある蕎麦屋では現在にまで受け継がれ、大きなネギの入った蕎麦を未だに『鴨南蛮』や『カレー南蛮』と呼んでいるようです。
業務スーパーでも人気商品
さて。そんな『鴨南蛮』にピッタリな一品がこちら。『業務スーパー』の合鴨ロースです。
デ、デカい!
そう思わず声をあげてしまう迫力満点のルックス。威風堂々。その存在感に圧倒されそうになる一本丸ごと合鴨ロース。
しかもこれ、たったの235円(税抜き)です。
普通のスーパーなら700円、高級スーパーなら1000円オーバーで売られていてもおかしくはありません。
調味液に漬け込んだ合鴨をじっくりと燻製した『業務スーパー』の冷凍食品の中でも人気の商品です。
年越しそばに使うなら優に5人分以上はある
是非、年越しそばに使ってほしいお薦めの一品。蕎麦に使う分には、優に5人分以上はあるので、一般的な家庭では一本あれば充分。
もちろん冷凍食品なので解凍が必要です。冷蔵庫の中に一日入れておけば、基本自然解凍されています。
お急ぎの場合、袋のまま軽く流水にさらした後、そのまま水につけておけば5、6時間で解凍されます。
いずれにせよ、それなりにお時間かかるので年越しそばに使用する場合は余裕をもって解凍の時間を設けておきましょう。
解凍後、カットすると、もうその見た目から旨さが伝わるしっとり感。断面は奇麗なピンク色で食欲をそそります。
いやん。とてもじゃないけど、お蕎麦を作るまで我慢できません。
ひと口、つまみ食いすると、それはもう人をダメにする旨さ。ボリューム満点でジューシー。つまみ食いする手が止まりません。
そこをなんとか食い止め、我慢。お蕎麦の準備にとりかかります。
ネギを5センチ大に切り、軽くフライパンで焼き目をつけます。
おつゆを煮立て、鴨肉と長ねぎを加えてサッと火を通します。
たっぷりの熱湯でそばをゆで、水気をきって器に入れる。
そしてこの器につゆをかけ、鴨肉・長ねぎをのせ、お好みで揚げ玉や七味唐がらしをふれば出来上がり。
鴨からにじみ出る黄金の油がつゆの表面を輝かせます。普通の蕎麦では出ないこってりとした味わい。
これは自信をもっておススメ。食べて納得コスパの良さ!
是非、平成最後の年越し蕎麦は、業務スーパーの一本丸ごと鴨ロースを使ったコスパ最強『鴨南蛮』を堪能してみてはいかがでしょうか。
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人気店だらけなのに行列なし!『シタマチ・ラーメンフェスティバル』に行って「高級スタバ」の凄さを知った
スタバの人気がエグすぎる。福袋には応募が殺到するし、新作を出したらネットで話題になるし、国内初の高級スタバ「リザーブ ロースタリー東京」なんてオープンしようものなら、当然のように話題になる。現場で取材している当編集部の佐藤によると、約1000人待ちだったらしい。
これはもはやチートの領域。人気という点で、スタバに対抗できる飲食店は無いかもしれないと思ってしまうほどだ……が! 私がふと気になったのは、「人気の飲食店が束になったら、スタバを越えるのでは?」ということ。
たとえば、『シタマチ・ラーメンフェスティバル』は、人気ラーメン店が集結するイベントで、開催日が高級スタバのオープン日と同じ。これはもしかして……高級スタバよりヤバイことになるかも。そう考えて、当日の朝に現地へ向かった。
・『シタマチ・ラーメンフェスティバル』とは?
まず、『シタマチ・ラーメンフェスティバル』について簡単に説明しておこう。これは、東京・御徒町で行われるラーメンフェスで、「日本で人気のラーメン店が一堂に会し〜」的なヤツである。詳しくは後述するが、そのイベントが始まったのは本日2月28日。
イベントのホームページによると、本日登場するのは以下の6店とのこと。
吉山商店(焙煎ごまみそらーめん / 札幌)
らあめん寸八(鶏豚醤油らあめん / 長野)
セアブラノ神(背脂醤油 / 京都)
麺匠 うえ田(塩ラーメン / 静岡)
麺や 齋とう(濃厚鶏ラーメン / 大阪)
じゃぐら(濃厚豚骨味噌 / 東京)
どれも人気店だけに、イベント会場はスタバ以上の混雑っぷりを見せつける可能性はある。開催初日(28日)の天気は生憎の雨だが、それはスタバだって同じ。
ちなみに、私が『シタマチ・ラーメンフェスティバル』の会場に足を運んだのは11時半前後で、佐藤も昼前に高級スタバを訪れている。訪問時間もほぼほぼ同じ。その条件で、混雑具合にどれほどの差があったのかというと……こうだ。
・混雑具合の差は?
まず、高級スタバの方だが、これは冒頭で書いた通りほぼ1000人待ち。「0が2個ほど多いのでは?」と疑ってしまうが、事実ほぼ1000人待ちである。
で、一方『シタマチ・ラーメンフェスティバル』の方はというと……
全然混んでないのである。むしろ超空いていると言ってもいい。私はチケットを買うときもラーメンを買うときも、全く並ばなかった。
もちろん、12時過ぎになるともっと人が増えるのだろう。また、テントの下でラーメンを食べられるとはいえ、屋外イベントだから雨が大きく響いたという理由もあるに違いない。
だが、それを考慮しても、スタバの混雑っぷりとはあまりにも差があるような気がする。──誤解しないで欲しいのだが、あくまでも混雑っぷりを比較しているだけであり、味がどうこう言う話ではない。
むしろ、味をどうこう言うならば、個人的にはスタバよりシタマチ・ラーメンフェスティバルの方がオススメだ。食ったラーメンはどれもうまかったし、もっと食べたいラーメンが他にもいっぱいあったのだから。
であるにもかかわらず、人の数ではスタバより圧倒的に少ないって……みんなそんなにスタバが好きなの?
・「シタマチ・ラーメンフェスティバル」に出るお店
まぁとにかく、私と同じように「高級スタバより断然ラーメン」という人のため、以下に「シタマチ・ラーメンフェスティバル」に出るお店を記載しておきたい。
ざっくり説明しておくと、イベントは2貝28日〜3月4日までの第1部、3月7日〜11日までの第2部、3月14日〜18日までの第3部に分かれており、それぞれの部で出店するお店は以下の通り。
【第1部(2月28日〜3月4日)】
吉山商店(焙煎ごまみそらーめん / 札幌)
らあめん寸八(鶏豚醤油らあめん / 長野)
セアブラノ神(背脂醤油 / 京都)
麺匠 うえ田(塩ラーメン / 静岡)
麺や 齋とう(濃厚鶏ラーメン / 大阪)
じゃぐら(濃厚豚骨味噌 / 東京)
【第2部(3月7日〜11日)】
味噌専門店 みその(札幌味噌ラーメン / 札幌)
麺匠 佐蔵(安養寺味噌 / 長野)
麺バル ブライド(富山ブラック / 富山)
麺や厨(鶏白湯ラーメン / 静岡)
そめいよしの(淡麗鴨そば / 東京)
百麺(極上濃厚豚骨醤油ラーメン / 東京)
【第3部(3月14日〜18日)】
麺匠 茜ノ舞(札幌えび味噌ラーメン / 東京 ※北海道系)
頑固麺飯魂 気むずかし家(信州鶏白湯ラーメン / 長野)
まぐちゃんラーメン(甲州大豆醤油ラーメン / 山梨)
池めん(濃厚豚骨ラーメン / 静岡)
ど・みそ(味噌ラーメン / 東京)
我武者羅(生姜醤油らーめん / 東京)
なお、場所は「おかちまちパンダ広場」。流れとしてはまずは受付でチケットを購入し、好きなラーメン店のブースに行けばOK。チケットはどれも850円……つまり、ラーメンはどれも1杯850円ってことだ。電子マネーやクレジットカード等は使えないから、現金を持ち歩かない派の人は気をつけて!
・今回ご紹介したイベントの詳細データ
イベント名 シタマチ・ラーメンフェスティバル
場所 おかちまちパンダ広場(東京都台東区上野3丁目26番地)
期間 第1部(2月28日〜3月4日)・第2部(3月7日〜11日)・第3部(3月14日〜18日)
時間 11:00〜20:00 ※チケット販売は19:30まで。また、各部の最終日は11:00〜19:00までの営業
参考リンク:シタマチ・ラーメンフェスティバル
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
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正統派洋食店でテイクアウトして楽しむ絶品のカツサンド / 東京都葛飾区立石の「洋食工房ヒロ」
香ばしいラードの香りに、サクサクの衣。ジューシーな肉のウマミと脂の競演。ソースをたっぷりとかけてアツアツのご飯と一緒に頬張れば…… そんな料理の味わいを想像するだけで唾液が溢れてくる料理の1つと言えばトンカツ。
トンカツだけを取ってみても完成された味わいであるのに、それをパンに挟むことによって、お土産や携帯食として進化を遂げ、もともとのトンカツとはまた別の味わいで楽しみ方が産まれたのが、カツサンドではないだろうか。
手軽な携帯食として美味しく味わえるカツサンドは、まさにサンドイッチの王様とも呼べるメニューの1つといっても過言ではないだろう。
それ故に、日本全国、たくさんの場所でカツサンドは提供されており、現在ではコンビニでも提供されるメニューにもなるほど一般的となっている。
例えば、多くの市場で働く人々に愛されている築地の名店として名高いセンリ軒のお土産カツサンドに、銀座のクラブ御用達の「みやざわ」のカツサンド、カツカレー発祥の地で産まれたカツサンドに、京都で愛されるカツサンド、さらには名古屋で愛されるカツサンドに、八王子にしかないご当地カツサンドなどなど、美味しいカツサンドのお店の名前を挙げればキリがない。
今回は、日本各地に存在するたくさんのカツサンドを提供しているお店の中から、吞ん兵衛の聖地・立石でテイクアウトできる絶品のカツサンドをご紹介したい。
お店の名前は「洋食工房ヒロ」だ。
・京成立石駅から徒歩10分程度、知る人ぞ知る名店「洋食工房ヒロ」
吞ん兵衛の聖地とも呼ばれる京成立石駅に知る人ぞ知る名店として洋食好きの人々から愛されているのが今回ご紹介する「洋食工房ヒロ」。
こちらのオーナーは浅草の名店「ヨシカミ」で12年もの間コックとして働いてから、生まれ育ったこの地にお店を構えたという歴史があるため、もちろん料理の腕は折り紙付きだ。
閑静な住宅街の中に佇む一軒の美味しい洋食店、それが「洋食工房ヒロ」なのだ。
・美味しい定食メニューの数々
こちらのお店には様々な魅力的なメニューがたくさん存在する。
例えば、芸術的なエビフライ定食はお客の目も舌も楽しませてくれる最高のランチメニュー。
サクサクとしたエビフライを味わえば、濃厚なエビのウマミとサッパリとしたタルタルソースとのハーモニーを堪能する事ができる。
一般的な定食屋のメニューにおいて、ドがつくほどの定番である豚の生姜焼きも、このお店にかかれば、芸術的かつ絶品のメニューへと変貌を遂げる。
厚切りの豚の肩ロースを使用した生姜焼きはタレの味わいとの相性も抜群。
しっとりと、柔らかく仕上げられている豚の肩ロースは、非常に香ばしく焼き上げられており、ご飯が止まらなくなるウマさなのだ。
・オススメしたいテイクアウトのカツサンド
そんな閑静な住宅街の中に佇む芸術的かつ絶品のメニューを味わえる洋食店「洋食工房ヒロ」では、美味しいテイクアウトメニューが存在している。
それこそが、今回ご紹介したいカツサンドだ。
美しい赤い箱に隙間無く詰め込まれたカツサンドは、箱を開けると香ばしいトーストされたパンとカツの香りを一気に届けてくれる。
カツサンドのカツは2枚とボリュームたっぷりで、濃厚なソースの味わいと、シャキシャキとしたキャベツの楽しい食感と、絶妙のハーモニーを楽しませてくれる。
まさに正統派のカツサンドがここにはあるのだ。
おいしい料理に、暖かいおもてなしの接客、全てが暖かく包み込んでくれるようなお店のスタイルに、ついつい長居してしまいそうになる、そんなうれしい洋食店、それが「洋食工房ヒロ」。
古き良き下町の香り残る、立石だが、実はこの吞ん兵衛の聖地はもしかしたら、再開発によって大きくその形が変わってしまう可能性がある事をご存知だろうか。
現在の立石の雰囲気を味わえるのは、今だけ、そんな状況になってしまうかもしれない。
そんな場所へ、美味しいテイクアウトのカツサンドをゲットする下町散策に出かけてみてはいかがだろうか?
きっと、これまでよりももっと、立石の懐の深さに驚いてしまうに違いないのだ。
Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
お店 洋食工房ヒロ
住所 東京都葛飾区立石7-2-4
営業時間 11:00~14:00 / 18:00~20:00
定休日 月曜・火曜