「てんや」というと今年5月、一度は税込540円に値上げした『天丼』を、再び税込500円に値下げしたことで話題になった。やはりワンコイン天丼こそ「てんや」の真髄。俺たちの「てんや」が帰ってきた! と歓喜したものである。ところが……。
その『天丼』に勝るとも劣らない強力な新商品が、こっそり出現していたのだ。その名も『ちくわ磯辺揚げ天丼弁当』。名前の通りこちらはテイクアウト・デリバリー限定メニューとなっているのだが、特に注目したいのは価格である。聞いて驚け。なんと、まさかの……
税込480円なり……!
ぐ、ぐっはァァァァァァアアア! 何ということだ……。揺るぎない最安メニューと思われた『天丼』より、さらに20円も安い新商品が現れてしまうとは。
・ワンコイン以下
2020年7月9日より、一部店舗を除くすべての「てんや」にて販売が始まった『ちくわ磯辺揚げ天丼弁当』。テイクアウト限定とは言え、天丼なのにワンコインを下回るとは尋常ではない。そこでさっそくお持ち帰りしてみたところ、まず目に入るのは やはりメインのちくわである。
縦に半分に切った形で、大きなちくわの磯辺揚げが中央に2個鎮座しておられる。安価なイメージのちくわだが、何にかけてもウマい天丼のタレと濃厚接触することによって、完全無欠の最強おかずへと進化を遂げているのは流石だ。ほのかに香る青のりもまた良きかな。
・サイドも充実
脇を固めるのは茄子、舞茸、いんげんという実力派の面々。通常の『天丼』には入っていない茄子と舞茸が選出されているのが何ともニクいではないか。個人的には野菜天ぷらのツートップなだけに、これは嬉しい。魚介ネタが不在でも特に火力不足は感じなかったぞ。
とは言え、いざ『天丼』と並べてみると、華やかさという点において両者の間には20円以上の差が存在しているのも事実。やはりエビの圧倒的なカリスマ性の前では、ちくわ磯辺揚げは少々霞んでしまうようだ。味は負けてないんですけどねぇ。
さらに横で構えるイカの、“本当はボスより強い組織のナンバー2” 感もまた強力である。エビ、イカ、そして白身魚のオフェンス力は、『ちくわ磯辺揚げ天丼』を大きく上回っていると言えよう。ただしその分、野菜はいんげんとカボチャだけなのでかなり脆弱。そこを上手く突けば十分に勝機アリだ!
・どっちにする?
コスパ・味ともに「てんや」の絶対エースとして君臨する『天丼』。その有能さゆえ、お店に行くと大体いつも『天丼』で固定されてしまっている人は多いんじゃないかと思う。しかし『ちくわ磯辺揚げ天丼弁当』が加わったことにより、今後は選択を迷うことになりそうだ。期間限定となっているので、終了する前にぜひ試してみて欲しい。
参考リンク:天丼てんや
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
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「道の駅足柄・金太郎のふるさと」オープン!山海のグルメに金太郎グッズも
南足柄市ってどんなとこ?
南足柄市は神奈川県の西の端。南足柄市のHPを見ると、観光の目玉は自然。特に足柄峠、金時山などのハイキングコースが人気のようです。大雄山最乗寺は1394年に建立された曹洞宗の寺院で、天狗伝説もあるそう。また、アサヒビール神奈川工場もあって、工場見学や出来立てのビールを楽しめます(一時休止中)。なんだかいろいろと、東京からなら日帰りでゆっくり楽しめそうです。
「道の駅足柄・金太郎のふるさと」へは、大雄山線を使うなら、新宿から小田原経由で最短で1時間40分ほどです。東隣の足柄上郡松田町の小田急線新松田駅からバスを使っても、同じくらいで行けます。
金太郎のふるさとならではの道の駅
「道の駅足柄・金太郎のふるさと」に到着して、出迎えてくれるのがこの金太郎。まさかりはどこかに置いてきたみたいですが、なかなか元気そうなキャラクターです。
中にはいってみると、「まさかりキャッチャー」がありました。この道の駅では金太郎は「あしがらGOLDEN BOY」というキャラクターになっているんですね。左のソフトクリームも気になります。
入口そばにもう一つ、たばこの自動販売機だと間違えそうですが、これはお茶の自動販売機。足柄茶の名産地ということで「ASHIGARA CHABACCO」、箱入りの茶葉が500円(税込:以下同様、ただし別途記載がある場合を除く)で売られています。早速お土産にいいかも。
足柄茶を使ったスイーツのレベルが高い!
「道の駅足柄・金太郎のふるさと」には、「ふるさとゴハン食堂」と「農産物直売所」があります。最初に気になる「ふるさとゴハン食堂」を覗いてみます。
とりあえず、スイーツをチェック。地元のお茶を使ったものがいろいろあります。オススメの「足柄茶ソフト」(400円)は、足柄茶のモンブラン状のソフトクリームの山が大雄山をイメージしていて、そのてっぺんに「天狗せんべい」が乗っているというストーリーだそうです。
もう一つのオススメ!が「足柄茶クリームパフェ」(780円)。たっぷり抹茶のソフトクリームに、小倉餡と団子でかなり満足度が高そうです。まるまるとしてかわいいビジュアルです。
そして足柄茶をしっかり楽しむなら、「足柄茶そば」(680円)がおすすめ。温・冷とあるので、お好みで。小鉢が付きます。
肉メニューも海鮮も充実してます。
この丼からあふれる相州牛と、そこに乗るウニという素晴らしい眺めの「相州牛 ウニとろ牛めし」(3,480円)がこちら。やわらかくローストされた相州牛の肉の旨味を堪能しつつも、ウニの独特な食感と香りがアクセントになっています。相州牛は南足柄市の特産品の一つ。地元ならではの思い切った丼です。
「相州牛 ローストビーフラーメン」(2,180円)もかなり衝撃のビジュアル。こんな巨大なローストビーフが乗っかっているラーメンって、なかなかないと思います。相州牛の牛骨を煮出したというこだわりのスープは醤油風味ですっきりとした味わいなのですが、ローストビーフとの相性は抜群!別次元の食べ物になってます。
そして海鮮好きにも、豊富なメニューが用意されています。「うにとろイクラめし」(3,480円)はこのボリューム。もうこぼれ落ちそうです。
相模湾のしらすがてんこ盛りの「しらすどっさり丼ぶり」(1,380円)もなかなかのビジュアル。こっちは、すっかりこぼれてます。
このほかにも、まぐろを使った丼が数種類、刺身と日替わりフライのお刺身定食などもあって、どれもおいしそうでした。
「農産物直売所」の地元ものが新鮮でお買い得!
この道の駅のもう一つの目玉はこの「農産物直売所」です。
すでに200人近くの生産者さんの商品が運び込まれていて、産地が近いということもあってどれもとっても新鮮です。生産者さんの写真も飾られていて、「あ、こんな方が育てたんだ」と親しみがわきます。
この時期が旬の西洋野菜ビーツは、なんと4つで150円。葉っぱも新鮮で、しっかり育っています。それが、この値段とは驚きです。感覚的には、都内のスーパーの1/4くらいの価格です。
お土産もいろいろ!キャラクターものが楽しい
こちら「きんたろうのたまご」は、まんなかに黄身餡、その周りがカステラで、表面をホワイトチョコレートでコーティングした、まるでたまごなお菓子。ここにもまた「あしがらGOLDEN BOY」のキャラが。小 550円 / 大 900円(税抜)です。
金ごまで包まれた団子「金胡麻団子」(680円・税抜)。金太郎、ゴールデンボーイ、そして金だんご。金尽くしで、なんだかめでたいですよね。
そして足柄茶はもちろん、茶そばに、足柄茶を使ったふりかけなどの商品取り揃えられていて、見るのも楽しいし、自分なりの発見もあったりしてワクワクしてきます。
やっぱり気になる「あしがら GOLDEN BOY」。Tシャツ、エコバッグ、靴下、文房具などなど、さまざまなグッズもありまして、ゆるっとしたキャラクターの微妙な魅力が満載です。
車でもいいし電車でもいい一日旅
南足柄市は車でも電車でも気軽に行ける距離。自然に囲まれた見どころも多いので、一日旅にちょうどいいかもしれません。「道の駅足柄・金太郎のふるさと」でランチを食べて、帰る前に戻ってお土産を買ってといった使い方もできそうです。新鮮な野菜を新鮮なまま持って帰れるって、なかなかうれしいです。
住所:〒250-0111 神奈川県南足柄市竹松1117番地1
TEL : 0465-70-1815
営業時間:9:00〜17:00 /ふるさとゴハン食堂 10:00〜17:00(LO 16:00)
URL : https://www.michinoeki-ashigara.com/
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【戦慄】モンテローザのエナジードリンク『ワイルドモンテエナジー』の成分が尋常じゃない件 / どんな鬼シフトだろうと余裕で耐えられるレベル
エンナァジイイイィィィッッ! みんなエナってるか? 久しぶりだな。エナジードリンクをこよなく愛する男、エナジーマンだ!! それはそうと、今回は久しぶりに凶悪なエナドリがお出ましだぜ……。みんな覚悟してくれい。
白木屋や魚民などの居酒屋チェーンで知られる「モンテローザ」が今年5月、プライベートブランドのエナジードリンクを発売したんだ。その名も『ワイルドモンテエナジー』。モンテのオリジナルエナドリとか激アツすぎるだろと思ったら、案の定これが超ヤバイ代物だった。必見!
・モンテのエナドリ
恥ずかしながら『ワイルドモンテエナジー』の発売に気付いていなかった俺。先日たまたまモンテ系列のお店の前を通りかかり、そこに貼ってあったポスターを見て初めてその存在を知ったのだ。
なんでもモンテ系列の一部店舗にて、ステーキなどの肉弁当と『ワイルドモンテエナジー』がセットになった『プレミアム弁当』なるテイクアウトメニューが8月5日までの期間限定で販売されているという。エナエナ(ふむふむ)。
そこで一番高価な『キングステーキ弁当(税抜1180円)』ってのを買って帰ったのだが……。
気になるのはやはりエナドリだ。
・大公開
メタリックレッドのボディに、なぜかゴリラの写真がプリントされた『ワイルドモンテエナジー』。そこにはデカデカとこう書かれている。
「野生の魂よ、目覚めろ」
ちょっと何を言っているのか分からないが、とりあえず恒例のエナジーサーチから行ってみたい。
※説明しよう! エナジーサーチとは、エナジーマンが缶の裏の成分表示をただ眺めることである!!
・サーチ結果
エナエナ(ふむふむ)。ぶっちゃけ原材料、成分ともに超フツーだな。ナイアシン、ビタミンB2、B6、B12と種類はむしろ少ないくらいだ。極めてシンプルである。ところが……缶の下に書いてある数字に俺は言葉を失った。100ml当たりのアルギニンが200mgで、カフェインが……
64mgだと!!!!?
エンナァァァァァアアアアア! 多すぎィィィィィィイイイイ!! え、マジかこの量ッ! 不意打ちすぎるだろ……!! モンスターエナジーの1.6倍入ってるぞ! 略したらどっちも『モンエナ』なのに、差がとんでもないことになっている。
・最強クラス
カフェインの破壊力はイオンの最強エナドリ『エナジーハンター』に匹敵すると言っていいだろう(イオンは65mg)。たしかにこれを飲めば、野生の魂も目覚めるかもしれない。どんな過酷な鬼シフトだろうが逆に笑顔で耐えられるのではないか(暴論)。
ここでようやく味の方を確かめてみると……
よし、超フツー!
・味は普通
色も香りもマジで超フツーのエナドリテイストだ。炭酸は弱めで、レッドブルやモンスターエナジーと比べると角が丸く削り取られているというか、ややインパクトに欠ける味わいなのだが、酒で割る分には特に問題ないと思われる。
事実、購入した居酒屋には『ワイルドモンテエナジーサワー』や『角ハイワイルドモンテエナジー』といったアルコールメニューが用意されていた。もちろんエナドリ単品のテイクアウトも可能で、その場合は1本200円だそうだぞ(税込)。
全体的に至ってフツーのエナドリながら、一部の成分だけ異様な熱量で仕上げてきたモンテローザには狂気を感じざるを得ないが、コンビニ等で買えないという意味ではレア度は高い。見かけたらゲットしてみるといいだろう。
ただし! エナドリの飲みすぎはダメ絶対!! エナジーマンとの約束だからな! というワケで今日はここまで。また会おう。エンナァジイイイィィィッッ!
Report:エナジーマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.
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