食べて・遊んで・仕事して。新施設「EAT PLAY WORKS」が誕生
「食べて」「遊んで」「仕事して」をコンセプトにデザインされた、ビジネスパーソン向けの新施設「EAT PLAY WORKS」が、東京・広尾に7月20日オープン。
東京メトロ日比谷線広尾駅から徒歩1分のこの施設には、魅力的な飲食店ばかりのレストランフロア「THE RESTAURANT」(1〜2階)、仕事をしたり、仲間と飲んだりと自由な用途で過ごせるメンバーズラウンジ(3〜4階)、3名から賃貸可能なプライベートオフィス(5〜6階)で構成されています。
全制覇したい! 全17店をご紹介
注目したいのが、名店の新業態や日本初出店など話題の飲食店が集う、THE RESTAURANT。17店舗も出店しているので、どこから行こうか迷ってしまうことは必然! そこで、どんなお店が入っているかご紹介していきましょう。
さくっと立ち寄れるカフェ&ハンバーガー

雰囲気をチェックしたいなら、まずはカフェやハンバーガー店から立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
大人のティーラウンジ「茶季(チャキ)」は、神宮前「SALON DE THE LUVOND(サロン・ド・テ・ラヴォンド)」を経営するティーマイスターの伊藤孝志さんがプロデュースするお店。世界各国から直接買い付けてきた最高級の茶葉でつくるフルーツティーやフルーツサンド、パフェを楽しめます。
系列店が「食べログ ハンバーガー 百名店」にも選ばれている「SHOGUN BURGER(ショーグンバーガー)」や、言わずと知れたスペシャルティコーヒーが人気の「BLUE BOTTLE COFFEE(ブルーボトルコーヒー)」も出店しています。
江戸前寿司に、とんかつ専門店も! 気負わず楽しめる和食店

「食べログ とんかつ 百名店」の選出店「とんかつ ひなた」「銀座かつかみ」の初代料理長・日向準一さんが手掛ける新業態「広尾とんかつ ひとみ」は、女性も入りやすいとんかつ専門店。リブロースや希少部位ランプだってとんかつで楽しめますよ。

「The Tabelog Award」の選出店「はっこく」の佐藤博之さんによる新業態「寿志團(すしだん)」は、お子様連れも歓迎する身近な雰囲気で、本格江戸前寿司を食べられます。

そのほか、焼鳥の名店「佐田十郎」の新業態「焼鳥 佐田十郎 囲ム」、揚げたての串天ぷらや十割そばを楽しめる「むつ星」、沖縄の総菜や沖縄そばなどを提供する「沖縄ストックストア」といったお店も登場。
スターシェフの店がずらり! 旅気分で味わう各国料理

スペインの名店「RESTAURANT SANT PAU(レストラン サンパウ)」本店と東京店でスーシェフを務めた、ジェローム・キルボフさんが監修するスペインバル「Gracia(グラシア)」では、バルセロナの最先端ガストロバーを楽しむことができます。
海外の話題店といえば、オープンからわずか 5ヶ月でミシュランの星を獲得したブルックリンの「OXOMOCO(オショモコ)」が日本初出店。素材の組み合わせによる魅力を表現したメキシコ料理など、ニューヨーカーが愛する味の上陸です。

日本のスターシェフのお店も見逃せません。「The Tabelog Award」選出店「L’Effervescence(レフェルヴェソンス)」のスーシェフを務めていた根本憲仁さんが手掛ける、本格的なローカルフレンチ「Bistro Némot(ビストロ ネモ)」。こちらでは、食材の生産者とのつながりを意識した料理にご注目を。
ビーガンレシピ本でも話題を集める、米澤文雄さんによる「Salam(サラーム)」は、ベジタリアン料理専門店。青山一丁目の「The Burn(ザ バーン)」では熟成肉を炭火で焼き上げる一方、今回は野菜に特化したメニューをミドルイースタンスタイルで提供します。
さらに、広尾の名店「Melograno(メログラーノ)」によるパスタハウス「Taratatà(タラタタ)」、外苑前の超人気モダンベトナミーズ「Ăn Đi(アンディ)」の新業態「Ăn Cơm(アンコム)」も出店。次回はどこに行こうかと相談するのが楽しくなりそうなほどバラエティ豊かです。
ラーメンに餃子、スナックも! 締めに使いたい店
ここでは、締めはどこへ行こうか考える心配もいりません。東京初出店を果たした「豚そば 月や 東京」は、博多で行列のできるラーメン店。透き通った清湯(チンタン)スープが特徴のクリアな豚骨ラーメンが味わえます。
ラーメンがあるならば、餃子も!と頼みたくなりそうですが、餃子の専門店も出店しています。フードディレクターの白井絵美さんが手掛ける、餃子店とカラオケスナックが融合した「スナック すいか/白井餃子」では、国産食材を使用し、餡も皮も手作りという至極の餃子を提供。おいしい餃子をスナックという空間で楽しめるとあらば、いつまでもお店にいたくなってしまいそうですね。

メンバー限定の「Room Service」って?
メンバーズラウンジまたはプライベートオフィスのメンバーになると、なんとTHE RESTAURANTのフードやドリンクをデリバリーできる「Room Service」といったホテルライクなサービスも付いてきます。
本格的な料理やさまざまな食のトレンドをカジュアルに楽しめる「EAT PLAY WORKS」で、食・遊び・仕事まで充実させてみてはいかがでしょうか?
店舗情報
EAT PLAY WORKS
住所:東京都渋谷区広尾5-4-16
公式サイト:https://eatplayworks.com
営業時間:1~2F「THE RESTAURANT」11:00~23:00 ※各店舗により異なる。3~4F「メンバーズラウンジフロア」、5〜6F「プライベートオフィスフロア」は24時間営業
写真:EAT PLAY WORKS
文:食べログマガジン編集部
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東京・秋葉原──電気街やオタクの街と言われることの多い街だが、人が集まる故かグルメの街でもある。そんな秋葉原に、食べ歩ける「新名物」を自称する、少し不思議なラーメン「ふるふる麺」が登場した。
一見するとブームが過ぎ去ったタピオカドリンクに見える自称「新名物」。どうやらラーメンなのに容赦なく振って食べるものらしい。大惨事になるのでは……? そんな謎の「ふるふる麺」を、さっそく食べてみたよ。
・お箸の取り扱いにはご注意を
「ふるふる麺(税込650円)」を販売しているのは、末広町駅のそばにあるラーメン屋さん「百年本舗」。
注文は、入店せずともテイクアウト用の窓口からできるようになっている。そんな窓口の横では「ふるふる麺」を秋葉原の新名物としてバッチリアピール中。
どう見てもタピオカドリンクな上、「振って楽しい♪」の一文が不安を誘う。ラーメンを……振る……?
どんなものが出てくるのか不安に思いながら、窓口で注文する。味のベースを醤油、旨辛、カレーの3種類から選べるほか、麺の温かさ、14種類のトッピングの中から2種類までを追加料金なしで選択出来た。筆者は醤油味を温かい麺で、半味玉とローストポークをトッピングしたよ。
のんびり待つこと5分ほど。ついに謎の「ふるふる麺」が来た〜! うん、完全にタピオカドリンク。タピオカドリンクのカップに麺と具材がみっちり。しかもストローの代わりにお箸がブッ刺さっている。これは……「映え」なのか……?
ちなみに、「ふるふる麺」はスープではなくタレと絡めていただく「まぜそば」スタイルだった。それでも、このまま振るとこぼれてしまわないか不安なのだが……お店の方に伺ったところ、思いっきり振ってよく混ぜてから食べるのがオススメらしい。
ということで、
Let’s!
ふるふる!!
片手でお箸、フタ、そして本体を押さえながら上下に激しく振るのはなかなか難しかったが、思いっきり振っても全然こぼれなかった。底に溜まったソースが完全に混ざり切るまで振ってみたよ〜! しかしこのとき、筆者は過ちを犯していた……
お箸を刺したまま振ると、お箸がフタの穴を塞いでいるからこぼれない! と思いそのまま振ったのだが、お箸がソースまみれになってしまった……。ウェットティッシュを持っていたから拭えたものの、なかったら手がベットベトになっていただろう。
よくよく見てみると、カップのフタについていたハート型のパーツが、お箸の刺さっていた穴にジャストフィットした。可愛らしいハートよ、ただの飾りではなかったのか……。筆者のような失敗をしたくない方は、お箸を抜いてハートで穴をふさいでから「ふるふる」することをオススメする。
さて、肝心の「ふるふる麺」のお味はというと。太めのしっかりとした麺に、濃厚ながらどこかまろやかな醤油味ベースのソースがたっぷりと絡んでいて美味しい! モヤシや九条ネギ、ローストポークなどの具材もしっかりと入っており、正直に言うと小さいカップで少しだけ、ではなく、大きなお皿でたっぷりと食べたくなってしまう。
しかし、「ふるふる」したおかげでトッピングした半味玉がこま切れになって麺に絡んだ状態でいただけるのは、まぜそばではなく「ふるふる麺」だからこその特権だろう。黄身とソースが絡んだ麺、めちゃくちゃ美味しい。
・タピオカのように
ちなみにこの「ふるふる麺」、元はタピオカドリンクを提供しようと思って用意した容器が余ったことで誕生したようだ。新型コロナ騒動の影響もありテイクアウトの人気が高まる中、「タピオカのようにラーメンも食べ歩いてもらえたら」と生まれたらしい。
ラーメン激戦区とも言われる秋葉原だが、新スタイルの「ふるふる麺」は秋葉原の「新名物」になれるのだろうか。もしかしたら、お買い物で荷物が増えてしまう前の腹ごしらえに、と「ふるふる麺」を食べ歩く人がたくさん見られる日は近いかもしれない。
・今回訪問した店舗の情報
店名 百年本舗
住所 東京都千代田区外神田3-8-9 昌徳ビル1F
営業時間 11:00〜22:00
定休日 年中無休
Report:伊達彩香
Photo:RocketNews24.
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