【関東限定】ローソンの新商品「山賊揚げサンド」が激ウマ! デカ唐揚げとニンニク醤油のレンチンでの蘇り方が半端じゃねェェェエエエ!!

自宅でのリモートワークでコンビニを使う機会が明らかに増えた。仕事中にガッツリ料理をする時間も取れず、近所のコンビニで昼食を買って済ますのである。そんな感じで本日2020年7月29日もコンビニをウロついていたところ、ローソンで「山賊揚げサンド」なるものが発売されているのを見つけた

パンいっぱいのデカイ鳥の唐揚げが挟まれたこのサンドイッチ。どうやら、関東限定のようである。税抜き304円とボリュームにしては安い気がしたので買ってみた!

・ロマン

山賊焼きと言えば長野県の郷土料理。子供の頃、父の仕事の関係で年1~2回は長野県に行っていた私(中澤)は「山賊焼き」と聞いただけでテンションが上がる。「大きい唐揚げ」くらいの認識しかないのだが、唐揚げは大きいだけで十分ロマンなのだ。山賊焼きにはロマンがあった。

それを参考に開発された「山賊揚げサンド」にも、もちろんロマンは受け継がれている。ドカンとした唐揚げは自身を挟むパンを逆に圧迫するようではないか。2枚ごときでオレをどうにかできると思ったか! そんな勇猛な雄叫びが聞こえてきそうである。

・実食

ならば私も心してお前に向かい合おう。パッケージを見ると「開封し温めて下さい 1500w15秒 500w45秒」と温めることを推奨しているようなのでレンチンして食べてみることにした。我が名は中澤星児。いざ尋常に……勝負

食べた瞬間、ジューシーな鶏肉の食感。そしてふわっと広がるニンニク醤油の風味。驚くほどに鶏と漬け込まれたニンニク醤油の味がレンチンで蘇っている。まるで口の中を生き生きと羽ばたくようではないか

しかし、なんだろう? この滑らかな舌触りは。何かペースト状のものが山賊揚げのパンチある辛さにまろやかな風味をプラスしている。そこで、行儀は悪いが、もう1つのサンドイッチを開いて中を確認してみたところ、その味の正体は……

ポテトサラダ! 少しだけだがポテトサラダが入っており、そのまろやかさがコントラストとなって山賊焼きのインパクトがより鮮烈になっている!! お見事ッ……!

・レンチンした時1番ウマイコンビニサンドイッチかも

切り捨てられて悔いはなし。その一太刀にローソンの矜持を見た気がした。侮れない工夫がされた味である。もちろん食べごたえも十分。ひょっとしたら、コンビニでレンチンした時1番ウマイサンドイッチはこれかもしれない。

コンビニサンドイッチという戦場を駆る不死鳥「山賊揚げサンド」。新商品とは言え、実力は一騎当千である。どこかで相まみえたならばそれは宿命。レンチンで蘇るウマさに酔いしれろ!

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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【保存版】そば屋200店を食べた男が厳選する「都内最強立ち食いそば9選」がこれだ! 立ち食いそば放浪記まとめ~東京~

マクドナルドの新作バリューセットが840円する時代。外食するならそれくらい払う覚悟を持っている人も多いと思うが、立ち食いそばはそんな現代人の強い味方だ。かけそば1杯290円とかザラである。

だが、店によって味にバラつきがあり、同じ価格でもハズレから大当たりまで存在するのが難しいところだ。外観からは味が判断できないため、ぶっちゃけ初入店は “賭け” と言えるだろう。そこで、本記事ではそば屋200店を食べ歩いた私(中澤)が大当たりだけをご紹介していきたい。なお、金額は取材当時のものである。

小伝馬町『おか田』

まずは、ベーシックな良店から始めたい。小伝馬町『おか田』はそんな重大な任務を見事果たしてくれることだろう

かけそば1杯300円、カレーライスセットで600円、かき揚げ天乗せても720円! まだマクドナルドの新作バリューセットより安い。しかもしかも……

単品でも満足するくらいそばもカレーもしっかり量がある。甘めのつゆもウマく、トロッとしてスパイシーなカレーとも相性抜群! 店内も綺麗で全ての平均値が高い。その走・攻・守揃ったバランス感覚の良さは、立ち食いそば界のイチローと言える。

小川町『韃靼 穂のか』

次に、そばがウマイ店と言えばこの店を外すわけにはいかない。個人的にそう思うのが小川町にある『韃靼 穂のか』だ。トッピングに天ぷらはなし。その時点で心意気のようなものを感じるが実際食べると納得の味

キリッと辛口のつゆと美しい十割そばがキレキレなのである。その鋭さはまさに抜き身の日本刀。バッサバッサと切り捨てるキレ味の鋭さは、立ち食いそば界のダルビッシュ有と言っていい。

四谷三丁目『音威子府TOKYO』

メニューが少ないと言えば、『音威子府TOKYO』も「ざる蕎麦(税抜き880円)」「たぬき蕎麦(税抜き980円)」の2種類しかない。840円以上するそばを紹介してしまって申し訳ないのだが、この店のそばにはそれだけの価値がある

なにしろ、ここの黒いそばは「日本一ウマイ」と言われる音威子府そばを東京に持ってきたもの。音威子府は旭川から2時間北上した秘境駅で、電車の本数も1時間に1本以下なので、食べに行く労力を考えたらこの店のコスパはめちゃくちゃ良い

ちなみに、私は、本場である北海道・音威子府でも食べたことがあるのだが、あの濃厚なそばの味が確かに再現されている。ただし、つゆの味は東京の繊細な味で、そばの持つ野趣味と見事にマッチ。その二刀流の共演は、立ち食いそば界の大谷翔平と言っても過言ではない。

浅草橋『ひさご』

とは言え、立ち食いそばの良さと言えば安いこと。そこで、安くて安定の味を発揮する浅草橋『ひさご』をご紹介したい。

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暗黒きつねそば

A post shared by 中澤星児 (@seiji_nakazawa) on Sep 3, 2018 at 9:37pm PDT

濃厚な暗黒つゆは、意外とスッキリ飲める甘さもありウマイ。そんなつゆを存分に味わうなら、きつねそば(税込350円)がオススメ。つゆの色に染まりきった油揚げは噛むと「じゅわっ」と甘辛さがあふれ出す

350円台でこの染み入る味はまさに実力派だが、外観は素通りしてしまうくらい街に埋もれているのが玉にきずだ。地味でも味のあるこの店はマニアが好みそうないぶし銀。立ち食いそば界の和田豊だ。

人形町『きうち』

味があると言えば人形町『きうち』のいかゲソ天も噛めば噛むほど味がある。フタのように丼にかぶせられた大判のゲソかき揚げ天から旨みが染み出したつゆは、モチモチ麺と相性抜群。

素材の味を活かす濃すぎないつゆは食べれば食べるほどにウマイ! その流れに逆らわない自然なウマさは落合博満のホームランのようである。

飯田橋『豊しま』

この記事を書く時に、200店の中で印象に残っている立ち食いそば屋をまず考えたのだが、忘れられないのが飯田橋にある『豊しま』だ。「元祖 厚肉そば(680円)」のマンガみたいな分厚い肉は完全に主役。忘れられない! 忘れられるわけがない!!

しかも、そんな肉は箸で持ち上げるとホロッと崩れそうになるほど柔らかく甘辛い味がしみている。記録よりも記憶に残るインパクトを持つこのそばは、立ち食いそば界の新庄剛志と言えるかもしれない。

茅場町『がんぎ』

食感のインパクトで言うと茅場町『がんぎ』も捨てがたい。プチプチ弾けるスパゲティーのような麺はそばとは思えない食べ心地

だが、鼻に抜ける風味は間違いなくそばだ。その弾ける食感とそばの風味が濃厚なつゆと合っていてのど越しもグッド。個人的には新しい食べ物のようにすら感じる。そばの新たな扉を開くこの店……立ち食いそば界の野茂英雄か

入谷『山田屋』

そばと言えば、つゆの味を置いては語れないものだ。そして、個人的に都内で最強クラスのつゆの味だと思うのが、入谷の『山田屋』。

舌に染み込むようなコク深さは、立ち食いそば屋の “もさい” イメージとは無縁で垢抜け感のようなものすら感じる。磨き上げられた技術と研究が輝くような味。その美しさは、古田敦也の職人的な守備を彷彿とさせる。

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濃いつゆが凄く美味しい。

A post shared by 中澤星児 (@seiji_nakazawa) on Sep 27, 2018 at 6:21pm PDT

六町『そば政』

最後に、個性派そば屋を。アクセス難易度の高さと気ままな開店時間から、近所の人以外の入店ハードルが異常に高い『そば政』だ。個人的には、北海道音威子府より食べるのが大変だった。

しかし味はそんな苦労も報われるレベル。真っ白なそばと肉の旨みあふれる赤みがかったつけつゆのハーモニーはまさに激ウマである。しかも、つゆの中には「ドーン!」とチャーシューも入っており、税込480円というのが信じられない。まさにレジェンド。立ち食いそば界の長嶋茂雄だ

──以上、店や味の詳細についてはここでは書ききれないため、気になる人は各記事でご確認いただければと思う。

気づけば、200回も続いていたこの連載。100回の時点で、「さすがに200回は無理だろ」と思っていたけど、続けることができたのはひとえに読者の皆様のおかげだと思っている。いつもお読みいただきありがとうございます。

そして、東京に200店舗も立ち食いそば屋があったことにビックリだ。一体、何店舗あるんだろうか? そば屋が続く限り今後も放浪していきたい。引き続きよろしくお願いいたします。

執筆:立ち食いそば評論家・中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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銚子のキンメダイの塩焼き。トラベルライターが旅先で忘れられない「あの味」

銚子は暖流と寒流がぶつかり合う場所


犬吠埼 (C)一般社団法人銚子市観光協会

千葉県の銚子と言われたら、地図上でどこだかすぐに指差しできますか?少し詳しい人は、犬吠埼を思い浮かべるかもしれません。犬吠埼は千葉県の東端にある、太平洋に突き出した銚子半島の先端ですね。

仮に千葉県を手に持ったソフトクリームのコーンのような形だとすれば、向かって右端の出っ張りに、銚子の自治体があります。

群馬、栃木、埼玉、東京、茨城、千葉の1都5県にまたがる、長さ322kmの利根川が太平洋に流れ出る、まさにその河口に位置する港町とも言えます。北は鹿島灘に面した海岸線が続き、南は九十九里浜が続きます。

その南北の長大な浜の分岐点であり、利根川の河口であり、沖合では北上する暖流の黒潮と、南下する寒流の親潮がぶつかり合う場所こそが、銚子です。

銚子は日本屈指の水揚げ量を誇る漁港


(C)一般社団法人銚子市観光協会

関東でも東端に位置する銚子には、同じ関東に生まれ育ちながら、筆者は社会人になるまで訪れた経験がありませんでした。当時はテレビ番組の制作の仕事をしていて、そのロケ撮影で使用した大道具を戻しに、2トントラックに乗って同僚とドライブした日が初めての銚子です。

都心部を出発し、佐原香取インターチェンジで一般道路に下りて、利根川沿いの国道356号線を走りました。窓を開き、車内に流れ込んでくる空気を感じながら、空の色、川の広さを思う存分、眺めた思い出があります。

同僚は、北国で育った魚に詳しい人でした。銚子港が近づくと、ロードサイドに定食屋が目立ち始めます。その景色の変化を眺めながら、実は銚子が日本屈指の水揚げ量を誇る漁港で、特にアジ、サバ、イワシのような浮き魚(うきうお)がおいしいと、彼から教わりました。

キンメダイの塩焼きの定食


(C)一般社団法人銚子市観光協会

あらためて調べてみると、浮き魚とは海水の上層に住む魚で、反対に深い海にすむ魚を底魚(そこうお)と言うそうです。ちょうど銚子に着いた時間が昼過ぎだったので、

「せっかくなら、定食屋に入ろうか」

と、2人は自然と定食屋を物色し始めました。当時iPhoneは世の中に存在せず、外出先で気軽にインターネット検索をできる時代でもありません。

なんとなく直感で、雰囲気のある海辺の定食屋を選びました。護岸が目の前にあって、少し曇ったガラス窓から、店内が見える定食屋だったと記憶しています。残念ながら、お店の名前は覚えていません。お昼時のピークを過ぎていたので、店内もそれほど混雑していませんでした。

銚子のキンメダイは有名

千葉県・銚子
銚子を空から眺めた様子 (C)shutterstock

友人がキンメダイの塩焼き定食をとったので、筆者も同じメニューを頼みました。今思えば、友人は知っていたのかもしれません。あらためて調べてみると、銚子で捕れるキンメダイ(金目鯛)は「銚金」と呼ばれ、ある種のブランドにもなっているとの話。

銚子は太平洋に突き出した半島の先端にあり、大陸棚が沖合まで続いていて、そこに利根川が流れ込んでいます。キンメダイにとって日本での生息可能な北限にありながら、プランクトンや小魚が豊富な環境が整っているため、四季を通じて魚に脂がのると言われています。

さらに漁港周辺では、それぞれの定食屋が、競いながら新鮮なキンメダイを料理してくれる環境が整っています。おいしいわけですよね。塩焼きのキンメダイを口に含んだ際の舌に感じたうま味は、今でも鮮明に覚えています。

キンメダイの目玉を食べる


外川漁港 (C)一般社団法人銚子市観光協会

友人の食べ方は、見事でした。たくみに箸を動かして、可食部を残さず口に運び、最後は奇麗に骨だけを皿に残していました。しかも、

「おいしいんだよ」

といって、キンメダイの目玉を口にし、柔らかい部分だけしゃぶりとって、硬い球体を口から出します。自分の皿に残されたキンメダイの無残な姿と、目玉まで食べる友人の皿の上を見比べて、恥ずかしくなった記憶もあります。

会計の際に、

「若いのに、上手に食べるね」

と、店主に言われても、友人は平気な顔して「ごちそうさまです」と口にするだけでした。筆者は申し訳なく、友人を追いかけて店を出ました。

見知らぬ土地を理解したいなら土地の生き物を口にしてみる


(C)一般社団法人銚子市観光協会

店を出ると、あらためて海が目に入りました。たかが、1匹の魚かもしれません。決して上手に食べられたわけでもありませんが、1匹の魚の命をいただいただけで、目の前の海と距離が近くなった気がしました。

見知らぬ土地を理解するためには、土地の食材を口にする行為が、最も手っ取り早く、確実な方法なのかもしれないと、その時に学んだ気がしました。

今まで国内外の旅先でいろいろな食べ物を口にしてきましたが、「忘れられない味」というテーマで真っ先に思い浮かぶ料理は、銚子の空と海の景色と分かちがたく結び付いたキンメダイの塩焼きになります。

その時以来、15年近くが経っても、銚子には再訪できていません。それでも、今でも思い出します。

~人生に旅心を~