ハーゲンダッツ、この半年で新商品出しすぎな件 / ファンが選ぶ「1番の新アイス」を食べてみる

ハーゲンダッツというアイスを食べるたびに、その悩ましいまでの美味しさに筆者はいつも驚かされてしまう。今まで何度「どうしてこれほど美味しいのか」と感嘆の息が漏れたかわからない。何なら感嘆の息すら美味しく感じるので、もはや始末に負えない。

そんなハーゲンダッツに関して、先日さらなる驚きがあった。ハーゲンダッツ・ジャパンがファンに対して調査を行い、2020年上半期に発売された新商品の中で「また食べたいフレーバー」を聞いてランキングを公開したのだが、筆者が衝撃を受けたのはその順位ではなかった。ハーゲンダッツ、半年で新作が出過ぎなのである


詳しくご説明しよう。全国に住む10代から60代の「月1回以上ハーゲンダッツを食べる」男女300名のファンが選んだのは、以下の新作フレーバーたちである。

・1位 CREAMY GELATO(クリーミージェラート)『アーモンド&ミルク』
・2位 ミニカップ『キャラメルホリック』
・3位 クリスピーサンド『ザ・キャラメル』
・4位 ミニカップ『白桃』
・5位 クリスピーサンド『抹茶アンサンブル』
・6位 クリスピーサンド『苺のトリュフ』
・7位 ミニカップ『ロイヤルジャスミンティー ~茶葉・銀毫(ぎんごう)~』
・8位 ミニカップ『ゴールデンベリーのレアチーズケーキ』
・9位 CREAMY GELATO『ゴールデンパイン&マスカルポーネ』
・10位 ハーゲンダッツ バー『べリーベリーミルク』
・11位 ミニカップ『ホワイトミント&ショコラ』
・12位 ハーゲンダッツ バー『アフォガート ~マスカルポーネ エスプレッソ~』

繰り返しになるが、上の調査結果を受けて筆者の中に芽生えたのは、「この味がこの順位に入ったのか」とか、「上位の味にはこういった傾向があるな」とか、そんな高等な所見などではない。「種類がすごい」という極限までそぎ落とされた感想である。

何せ上半期に出た新作は、その数12種類。平均すると大体2週間に1フレーバーは新発売されている計算になる。驚くべき攻勢だ。新作の宣伝をよく目にしている感覚はあったが、まさか隔週雑誌のごときペースで産み落とされているとは知らなかった。

加えて言えば、12種類のどの味にも触れたことがない。新しいハーゲンダッツは苛烈なまでに湧き出しているというのに、素通りしてしまうのは実にもったいない気がしてきた。

というわけで、せめて1位のフレーバーだけでもと思い、実食してみることにした。最も多くのファンが選んだ「また食べたいハーゲンダッツ」は、クリーミージェラート『アーモンド&ミルク』(希望小売価格295円)。6月23日に期間限定で発売されたものだが、筆者は近場のスーパーで入手できた。

商品の蓋を開けると、ミルクの白色の中にアーモンドの茶色が渦を巻いていた。ハーゲンダッツらしいオシャレさに高揚しつつ、かつ「絶対に美味しいのだろうな」という確信をみなぎらせながら、スプーンでアイスをすくって食べる。

次の瞬間、その確信に寸分の狂いなく応えてくれる味がした。アーモンドの香りが口の中に舞い、コクのあるミルクの旨味が舌に広がる。絶対的な美味しさである。この安定感はやはり格別だ。「薄氷の上を歩く」のとは対極、ダイヤモンド造りの床を爆走している気分である。

ただ、この『アーモンド&ミルク』には、通常のハーゲンダッツとは異なって感じる部分もある。食感がややシャリシャリしていて、ハーゲンダッツ特有の濃厚さのみならず、ラクトアイスのようなすっきり具合も獲得しているのだ。これはかなり革新的だと思う。

とはいえ、「ハーゲンダッツには滑らかな口当たりが欲しい」という方もいるだろう。そこでお勧めしたいのが、公式HPで紹介されている「ねり食べ」という食べ方である。

「ねり食べ」を行う際には、まずハーゲンダッツがスプーンで混ぜられるくらい柔らかくなるまで待つ。ハーゲンダッツの前であまり辛抱がきかない筆者のようなタイプには心理的負担を伴うが、待てさえすれば峠は越えたも同然だ。

柔らかくなったあとは、アーモンドとミルクが混ぜ合わさるようによく練れば完成である。

そうして練ってから食べると、先ほどよりも飛躍的にトロリとほぐれたクリーミーさを味わうことができる。そのうえアーモンドとミルクの相乗効果もいっそう増して感じられるため、良いこと尽くめだ。個人的には「まぜ食べ」のスタイルの方が断然好みだった。

美味しさ、食感、食べ方……安定と挑戦が丁寧に織り込まれた本商品は、なるほど大勢のファンに選ばれるのも納得の仕上がりである。自分の知らぬ間にハーゲンダッツの世界は広がっている。きちんと追いつかねばとつくづく思い知らされた。

この記事を通じて、読者の方々のハーゲンダッツ観にも影響を与えられていたら幸いだ。筆者はと言えば、最低でも2週間に1度は感嘆の息を漏らす日々が始まりそうである。

参照元:ハーゲンダッツ「クリーミージェラート」商品HP
Report:西本大紀
Photo:Rocketnews24.

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【最高】東京駅の「近大マグロ」は並んででも食べる価値あり! 料理が出てくる前に凄さを知った / グランスタ東京『近畿大学水産研究所 はなれ』

東京駅で近大マグロを食べた。噂に聞きし近大マグロ。世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功したというアレ。近畿大学水産研究所の研究成果の賜物(たまもの)と言えるマグロは、最高だった。養殖っぽさは全く無い。以前の記事で、「天然マグロにも決して引けを取らない美味しさ」と記載の通りだった。

そんな「近大マグロ」が東京駅で食べられるようになったのは、つい先日のこと。正確に言うと、2020年8月3日。その日に、東京駅改札内のグランスタ東京で『近畿大学水産研究所 はなれ』がオープンしたからである。

お店は初日から大盛況で、おそらく今後『近畿大学水産研究所 はなれ』は東京駅で屈指の人気店になると思われる。同時に、「待っている時間が無いから」という理由で諦める人は少なくないだろう。かくいう私自身、「行列に並ぶのが面倒くさい」と思ってスルーする寸前だった。

・「美味い店」と確信した理由

しかし、お店の外から店内を見たとき、私は “あること” に気づいたことで「ここは絶対に美味い店」と確信した。それは何も、行列が出来ているとか、テレビの取材がバンバン入っていたからではない。もっとほかの理由だ。

手っ取り早く、答えを言ってしまうと……

キッチンに人が多かったから

決して広くはない厨房にこれだけの人数。まぁオープン日だから気合を入れているというのもあるだろうが、同じように開店したばかりの他店に比べても明らかに多い。そこに気づいた瞬間、私の心の中で「人件費をけちらない店はこだわりが強い証拠だから並んででも食え!」という声が響きはじめた。

その声に従うがままに入店し、受け取ったものが……

マスクを保管できる紙の包み

この細やかな心遣い。これはもう間違いない! という直感が結果的には当たっていたのだが、もしもキッチンの人数に気づかなければ……危ないところであった。そのため、いわば注意喚起で本記事を執筆した次第である。

早い話が、ちょっとくらい並んでても『近畿大学水産研究所 はなれ』には立ち寄る価値があるということだ。特に、近大マグロが初めての人ならば、その価値は大きいかと思う。

確かに、値段は決して安くない。「近大生まれ マグロづくしの手桶寿司」が税込2950円、「近大紅白手桶寿司」が税込2200円、「近大バラちらし寿司」が税込1650円という値段を考えたら、観光地価格と言うか東京駅価格と言っていいかもしれない。

だが、大事な旅行前の食事で失敗したくなければ、『近畿大学水産研究所 はなれ』はかなり手堅い選択肢の1つ。行列に並んだことで、もし仮に新幹線に間に合わなくても大したことじゃない。食べずに新幹線に乗る方が後悔するだろう

……と言いたくなるほど、近大マグロは美味しかった。ごちそうさまでした。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 近畿大学水産研究所 はなれ
住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 JR東日本東京駅 グランスタ東京 1階(改札内)
時間 月〜土曜日 8:00〜22:30(L.O.22:00) / 日・祝日 8:00~21:30(L.O.21:00)

参考リンク:グランスタ東京「フロアマップ」(PDF)
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

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レンジでできる『ふわふわ卵焼きメーカー』が思ったほど簡単じゃない … けど「喫茶店の厚焼きタマゴサンド」が作れるのは確かだよ!

増え続ける「キッチン便利グッズ」は確かに便利なのだろうが、正直「なくても困るわけではない」ものも多いと感じてしまう。そんな私が珍しく購入を即決したのは『ふわふわ卵焼きメーカー』なる商品だ。

そのパッケージには分厚くてフワフワの、いわゆる「喫茶店のタマゴサンド」が印刷されていた。おまけに「シャカシャカしてレンジで加熱するだけ」といった、いかにも簡単そうな説明書きもある。本当であればこれぞ真の “便利グッズ” と言えるのではないか……!?

・あのタマゴサンドの作り方を僕達はまだ知らない。

『ふわふわ卵焼きメーカー』(税込660円)の全貌は、フタ付きのプラスチック容器にプレス用プレートが付いたシンプルなもの。

まず容器にタマゴを割り入れ、塩・牛乳・マヨネーズを指定の分量加える。個人的には砂糖やバターも加えたいところだが、分量を守ることがふわふわ卵焼きの必須条件だとすれば大変だ。ここはキッチリと指示に従うことにしよう。

容器にフタをし、プレスプレートに付いた取っ手を上下に動かせば材料が混ざり合うシステムである。こいつぁ非常に簡単……

…………じゃねぇ!!!

なかなかの重労働!!!!!

手の力のみでプレートを上下させるにはそれなりの力を要するうえ、もう片方の手でガッチリ固定しておかねばフタごと外れてしまうありさまだ。説明書によればこの動作を「1分ほど」続けることで材料が混ざり合うのだという……20秒ほどで息が上がってきたぞ。

普通に箸か泡立て器で混ぜたほうがラクな気もするが、プレートを使用することがふわふわ卵焼きの必須条件だとすれば大変だ。ここは頑張ってプレスを続けるしかあるまい。

・お次は加熱

さて材料が混ざったら容器ごとレンジへ。

少ししたら一旦取り出し、かき混ぜて再び加熱する手順らしい。しかし……

所定のワット数、所定の時間通りに加熱したハズなのだが……

容器の中身は明らかに半煮えなのである。

仕方なく「掟破りの再々加熱」を敢行したところ……おおっ! ややブサイクではあるが “それっぽい感じ” になった!

・見た目も大事だよね

完成品をパンに挟んでみると、かなりイイ感じの厚焼きタマゴサンドが完成だ。このままでも十分おいしく、ひとまず手順通りにやっておけば大丈夫とみていいだろう。

しかし……コレが果たして “パッケージと同じもの” かと問われたら、いささか自信が持てぬ仕上がりではある。求めていた「喫茶店のタマゴサンド」はあくまでも、パンケーキのごとく均一な厚みというイメージだ。

よって私は再チャレンジを敢行することにした。1回目より真剣に混ぜ合わせ、少しレンジのワット数を上げてみた結果は……

さっきよりだいぶ立派!!!

・便利グッズも使い方次第

ひとくちに電子レンジと言っても様々なタイプがあること、また混ぜ方や力加減にも個人差があることから、手順をキッチリ守るばかりが正しいというわけでもなさそうだ。

ちなみにこの後バターや砂糖入りのバージョンも試してみたが、問題なく厚焼きタマゴを作ることができた。ただしアレンジもやりすぎると問題が発生するのかもしれないし、こればっかりは色々試して経験を積むしかないだろう。

いくら便利グッズと言っても使用するのは人間だ。今回の『ふわふわ卵焼きメーカー』は「誰でも簡単に同じものが作れる」といったシロモノではなかった。しかしながら使い方次第では、喫茶店超えのタマゴサンドを生み出す可能性を秘めていると言っていいはずである。

Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.

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