昔ながらの定番サラダ。 ステイホームでの食事がすっかり慣れてきました。これを機に、定番料理を極めたい! と思っている人はいませんか? 市販の惣菜とはどこか違う“おうちごはん”ならではの味が際立つメニューのひとつに、「 […]
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【爆盛り】富士そば「バクテーそば」を “肉10倍増し” にしてみたら登山家の気持ちが分かった! 立ち食いそば放浪記:第182回
出社したくねェェェエエエ! 家のドアが重い月曜日の朝。今すぐお布団の中にダイブしたい。そんな気持ちで、朝ごはんを食べに富士そばに寄ったところ、「2日酔いが吹っ飛ぶ!?」という文字が目に飛び込んで来た。
どうやら『バクテーそば』というものが販売されているらしい。東南アジアのスープ料理である肉骨茶(バクテー)はスタミナ料理としても知られている。
ぜひとも活力は欲しい。だがしかし、メニュー写真のバクテー量では今の私(中澤)を出社させるには少し足りない気がした。そこでバクテーそばを肉10倍増しにしてみたぞ!
・富士そば上野広小路店
私が立ち寄ったのは富士そば上野広小路店だ。店頭に貼られたバクテーそばのポスターには、肉増しができることが記載されているが5倍増し以降は略されており上限が書かれていない。ちなみに、5倍増しでプラス640円のようだ。
入店して券売機を見ると、バクテーそばは税込み590円。肉増しのボタンはないため、直接店員さんに言う形式のようだ。食券を購入し、試しに店員さんにどれくらい肉増しが可能か聞いてみたところ……
「いくらでもいけますよ!」
──と力強い返事。じゃあ、10倍でお願いします。
店員さん「え!? じゅ、10倍ですか? 店長呼んできます」
──どうやら、今まで10倍を頼んだ客はいないようだ。なんか手間を取らせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいだが、私も出社できるかどうかの瀬戸際である。引くわけにはいかない。
店長さん「10倍大丈夫ですよ! プラス1460円になりますが……」
──大丈夫です。
店長さん「ではしばらくお待ちください!」
──にわかに動き出す厨房。客は私と外人さん2人組の3人だけ。ちょうど暇な時間なようで良かった。そんなことを考えていると、そばができ上がった様子。「バクテーそばのお客様!」と呼ばれたので取りに行ったところ……
ドォォォォオオオオンッ!
──と、大盛用の器に目いっぱい盛られた肉・肉・肉!! その姿はもはやただの豚肉マウンテンだ。そばが影も形も見えねェェェエエエ!
・そばが遭難
そこでまずは行方不明のそばを探してみることにした。掘っても掘っても姿を現すのは豚肉ばかり。そば隊員、いるなら返事をしろ! そば隊員ーーーーー!! ま、まさか……ゴクリ。捜索する手に緊張が走る……と、その時!
そば「やあ♪」
そば隊員発見しましたァァァアアア!! つゆにキラめく姿はほっそりとしている。まるで遭難した同志を発見した時のような喜びを覚えた。
・登山開始
さて、役者がそろったところで始めるか。山登りを! バクテーに貪りつく私。ニンニクとコショウのきいた豚肉の強烈なパンチに目が覚めるようだ。ヒーハー! レッツパーリータイム!!
さらに、豚の脂がキラキラ光る豚骨スープ風のつゆで体がガンガン温まっていく。額からは汗が吹き出すが、そんなことは気にしてられない! この山を征服するまでは!!
バクテー、バクテー、そば、バクテー!
バクテー、バクテー、バクバクテー!
豚肉の山が少しずつ標高を下げていく……
やがて……
登・頂・完・了!!
気づけば、暗雲立ち込めるようだった気持ちも晴れ渡った空のようにスキッとしている。家を出た時はあれだけ重かった体もほかほかだ。これが『バクテー10倍そば』の山頂の景色……!
人類初のエベレスト登頂を成し遂げた登山家エドモンド・ヒラリーは言った。「征服すべきは山の頂上ではなく、自分自身だ」と。思えば『バクテー10倍そば』とは自分との闘いだったのかもしれない。月曜日から目を背けようとする自分との。
いつだって月曜日は我々の前に立ちはだかる。時には、圧倒的な現実に押しつぶされそうになることもあるだろう。そんな時は、富士そば上野広小路店の『バクテーそば』が背中を押してくれるはずだ。幾千の月曜日を越えて私は今日も出社する。
・今回紹介した店舗の情報
店名 富士そば上野広小路店
住所 東京都台東区上野2-1-10
営業時間 24時間営業
定休日 無休
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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【朗報】今回のマクドナルド「ポテト150円」はひと味違う / あのキャンペーンと組み合わせるとパーティー化待ったなし
暗い話題が多い今日この頃。何か明るくなれる話題はないかと探していたところ、2020年8月19日からマクドナルドがポテト150円キャンペーンを開始していた。キタコレ!
マックフライポテトが全サイズ150円となるこのキャンペーン。もはや定番となっているものだが、私(中澤)は気づいてしまった。あれ? ひょっとして同時開催しているあのキャンペーンと組み合わせると楽しいことになるのでは?
・店の外からは分からないが…
というわけで、検証するためにマクドナルドへとやって来た。店頭のポスターはポテト150円キャンペーン一色。どうやら、期間は9月1日までのようだ。
しかし、入店し、店内を見渡してみると……やっぱりまだやってた!
チキンマックナゲット15ピース390円!!
期間限定ソース「アラビアータソース」と「レモンタルタルソース」の登場に合わせて7月22日から開始されているこのキャンペーン。通常価格580円のチキンマックナゲット15ピースが30%オフの390円になるものだ。期間は9月8日までで、本日からポテト150円とバチ被りである。
・注文してみた
つまり、チキンマックナゲット15ピースとマックフライポテトLを注文しても税込540円! てりやきマックバーガーセットより100円も安い!! そこで、この2つを注文してみたところ……
パーティーやん……!
あふれ出るマックフライポテト、箱いっぱいのチキンマックナゲット。しかも、チキンマックナゲット15ピースはソースを3種類選べるため、ナゲットソースをポテトにつけるなんていう荒業も余裕だ! アラビアータポテトウメェェェエエエ!!
・チキンマックナゲットの通常価格より40円安い
それでいて価格は確かに税込540円。チキンマックナゲットの通常価格よりまだ40円安い。もはやマックフライポテトは存在しなかったも同じ。よって、カロリーはゼロ。どれだけ食べても太らない。
奇跡のカロリーゼロ理論まで成り立ってしまう今回のポテト150円キャンペーンは、いつもとひと味違う。「ああハイハイお馴染みのあのキャンペーンね。たまには100円にして」と思っている人は、1度この540円パーティーを試してみてくれ。色あせたマクドナルドの風景が再び色づくはずだ。
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.