【幻の冷やし中華】日本一ウマイ “伝説の暗黒麺” を使った「冷やし中華風そば」がひっそりと提供される四谷三丁目のそば屋 / 立ち食いそば放浪記:第242回

夏と言えば冷やし中華である。トマトとお酢の爽やかな酸味がきいた味はまさに夏の風物詩。「冷やし中華始めました」という貼り紙を見るだけで涼しい気分になるのは私(中澤)だけではあるまい。

ほぼ日本発祥の庶民グルメのため、どこで食べてもそんなに変わらない冷やし中華。しかしこの度、圧倒的にオリジナリティーのあるものを発見した。その冷やし中華に使用されていた麺は「日本一ウマイ」と呼び声が高い伝説の暗黒そば。北海道の秘境で受け継がれる幻の音威子府そばだったのである。

・そばの秘境「音威子府」

かつて、北海道まで音威子府そばを食べに行ったことのある私。旭川からJR宗谷本線で雄大な自然の中を2時間北上すると、北海道一小さな村・音威子府がある。日に数本しか電車の止まらない音威子府駅は、旭川からでも行って帰ってくるのに1日仕事となった。

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音威子府駅

A post shared by 中澤星児 (@seiji_nakazawa) on Jul 4, 2017 at 11:05pm PDT

音威子府そばは、この音威子府で作られているそばで、今では通販もあるため、そば自体を手に入れることはそんなに難しくはない。ただ、音威子府そばを食べられる店となるとグッと難易度が上がるのが実情だ。音威子府村にも2軒ほどしかない。

そのうちの1軒が音威子府駅にある『常盤軒』で、蒸気機関車の走る時代から旅行者の間で「日本一ウマイ」と話題だった伝説の駅そばである。どうしても店の味を知りたかった私は、当時、音威子府駅まで食べに行ったわけだ。

あれも夏のことだったが、その太陽の光すら吸い込むような黒い麺は衝撃的な味であった。荒々しく野性的なそばの味、口の中に広がる猛烈な香ばしさ。雄大な自然の味である

・幻の味が四谷で

そんな音威子府そばを冷やし中華に使用しているのは、東京の四谷三丁目にあるそば屋『音威子府TOKYO』だ。2019年10月1日にオープンしたこの店。知らないと通り過ぎてしまうようなひっそりとした外観ではあるが、その味が本物であることは取材した以前の記事でお伝えした通りである。

メニューはそれぞれ1000円前後と少し高めの価格設定ではあるが現地に行くことを考えると断然安い。取材以来、私の中ではスペシャルな日に行く店となっていたが、先日、行ってみたところ、夏メニューとして「冷やし中華風、音威子府そば(税抜1200円)」が登場していたのである

・どこまでが冷やし中華なのか

しかし、冷やし中華風ってどこまで冷やし中華なのだろうか? 具だけじゃなくつゆまで冷やし中華だとしたら、そばとは全然違う味になりそうだ。気になったため注文してみたところ……

見た目はほぼ冷やし中華だった。キュウリ、ワカメ、プチトマト、ハム、錦糸卵、ササミ、紅しょうがが鮮やかに器を彩っている。とは言え、底の麺は真っ黒。そのため、色のコントラストは冷やし中華以上に鮮烈である。

まず、気になっていたつゆを飲んでみると、完全に冷やし中華のもののようだ。酸味がきいており少し甘い。つまり麺以外は、冷やし中華ということになる。音威子府そばは中華麺よりもクセのある味で舌触りも少しザラッとしているが、冷やし中華に合うのだろうか

食べてみると、お酢の爽やかさがザラッとした食感で強調されているように感じる。そのスッキリした味で口の中が涼しい。この涼しさは冷やしそば以上である。そばのクセも違和感はなく食べやすい。

だが、冷やし中華と言うには、麺が濃厚すぎる気もする。どちらかと言うと、新たなそば料理と言われた方がしっくりくる味だった。さすが音威子府そば。冷やし中華になってもその存在感は半端じゃない

「日本一ウマイ」との呼び声も高い幻のそばが使用されたこの冷やし中華。言わば日本一ウマイ冷やし中華風そばと言っても過言ではないかもしれない

とは言え、以前の記事でも申し上げた通り、『音威子府TOKYO』はそばつゆの味も素晴らしい。音威子府そばの味を目当てに行くのであれば、まずはたぬきそばかざるそばがオススメだが、少し目先を変える意味での冷やし中華風そばは多いにありだ。今年は暑い日も続いているので日本一ウマイ冷やし中華風そばで涼を取るのはいかがでしょう?

・今回紹介した店舗の情報

店名 音威子府TOKYO
住所 東京都新宿区舟町3-6
営業時間 月~金11:30~14:00,17:00~23:00、土11:30~14:30,17:00〜23:00
定休日 日・祝

Report:立ち食いそば評論家・中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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台北でヒット中!人気お土産店「小林栽堂」のお茶ソフトクリームが濃厚で美味


台北・永康街は数々のグルメ店に加え、お土産店が点在するエリアでもあります。MRT東門駅から徒歩数分の「小林栽堂」では、台湾花布のパッケージがかわいいティーバッグや、カラフルなヌガーマカロンなどが人気です。

ここでお土産を購入する方は多くいらっしゃると思うのですが、実はお店で販売されているお茶ソフトクリームも、濃厚でとても美味しいと評判です。筆者は今回、「黒烏龍巧克力(黒ウーロンチョコレート)」のソフトクリームを味わってきました!

台北MRT東門駅近く「小林栽堂」は台湾土産の人気店

小茶栽堂 永康旗艦店

台北MRT東門駅から歩いてすぐの「小林栽堂」は、台湾土産の人気店です。永康街だけでなく、MRT雙連駅近くやMRT忠孝復興駅近くにも店舗があります。

小茶栽堂 店内の様子

一歩店内に足を踏み入れればきれいにディスプレイされた台湾土産がずらり。シックで落ち着いた店舗デザインも素敵です。

パッケージがかわいいティーバッグ

台湾花布のパッケージがかわいい箱入りティーバックや、ヌガーマカロンなどはちょっとしたお土産にぴったりです。

こだわりのお茶ソフトクリーム

お茶ソフトクリーム

お茶ソフトクリームはお店のカウンターで注文します。フレーバーは「黄梔綠茶(クチナシ緑茶)」、「茉莉花茶(ジャスミン緑茶)」、「黒烏龍巧克力(黒ウーロンチョコレート)」の3種類です。

ただし、筆者が店を訪れたタイミングでは、今すぐに提供できるのは黒烏龍巧克力(黒ウーロンチョコレート)のみとのことでした。というのもこの日は気温35度を超える真夏日で、暑すぎてソフトクリームの売れ行きが良すぎてしまったようです。

その他のフレーバーができあがるのに30分ほどかかってしまうとのことだったので、とりあえず黒ウーロンチョコレートを注文しました。ミニサイズで80元(約280円)です。

濃厚チョコレートにお茶がたっぷり!絶品ソフトクリーム

黒ウーロンチョコソフト

こちらが「黒烏龍巧克力(黒ウーロンチョコレート)」のソフトクリームです。ミニとはいえ、カップにたっぷりと入っています。

一口いただいてみると、濃厚なチョコの味わいと黒ウーロン茶の粒々感が広がります。程よい甘さとひんやり感が、歩き疲れた身体に心地よいです。ソフトクリームにしては高めの値段設定ですが、お茶屋さんのこだわりを感じる味わいで、観光途中のクールダウンにぴったりだと感じます。

座って休憩可能

店内には椅子もあるので、クーラーで涼みながらゆっくりといただくことができますよ。お土産購入ついでに、濃厚なお茶ソフトクリームをぜひ味わってみてくださいね。

小茶栽堂 永康旗艦店
住所:台北市大安區永康街7之1號
HP:http://www.zenique.net/

[All photos by Yui Imai]
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~人生に旅心を~

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【朗報】ケンタッキー『30%OFFパック / バーレル / セット』、割引額でついに本気を出す! 特に『バーレル』がエグい…!! 8月21日発売

新型コロナの影響で多くの外食企業がダメージを受ける中、テイクアウト需要の拡大によって圧巻の絶好調ぶりを見せつける我らがケンタッキー。食品産業新聞社によると、今年4~7月の全店売上高は前年同期比16.4%増に達したそうだ。ウハウハやないか!

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・お得な限定パック

8月21日から9月1日までの期間限定で発売される『30%OFFパック / バーレル / セット』。3品同時発売という1998年のラルクみたいな売り方をするあたり、さすが確変おじさんと言ったところである。それぞれの内容は以下の通りだ。

30%OFFパック:オリジナルチキン3ピース、カーネルクリスピー、ナゲット5ピース、ポテト(S)

30%OFFバーレル:オリジナルチキン5ピース、カーネルクリスピー2ピース、ナゲット5ピース、ポテト(S)

30%OFFセット:オリジナルチキン、カーネルクリスピー、ナゲット5ピース、ポテト(S)

・どうなのよ?

今年7月に発売された『創業記念パック』について、私(あひるねこ)は当時の記事「今年最強クラスの有能」と書いた。それは余計なモノがごちゃごちゃ入っておらず、ほぼオリジナルチキンのみで構成されていたからだ。その観点から言えば、今回の3商品はどれもイマイチということになるはずだが……。

しかし、実際の割引額を計算してみた私は思わず言葉を失った。か、格が違ぇ……。『創業記念¥1000パック』の割引額が230円、『創業記念¥1500パック』の割引額が380円だったことを踏まえて、以下をご覧いただきたい。

30%OFFパック(税込1100円):通常購入金額1600円
30%OFFバーレル(税込1600円):通常購入金額2320円
30%OFFセット(税込760円):通常購入金額1100円

・圧倒

ほ、ほんげェェェェェエエエエエ! 通常購入金額は各メニューの単品価格を合算したものだが、もっとも少額の『30%OFFセット』でさえ340円の割引。『30%OFFバーレル』に至っては、まさかの720円割引である! いや引かれすぎだろ!! カーネルおじさんの不敵な笑みが脳裏に浮かんだのは私だけではあるまい……。

もちろん、ナゲットやカーネルクリスピーにさして興味を示さない “オリチキガチ勢” も一定数存在するだろうが、この強大な割引額はさすがに無視できないのではないか。コロナ時代の超勝ち組、ケンタッキーの余裕を垣間見た瞬間であった。

参照元:ケンタッキーフライドチキン食品産業新聞社
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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