定食チェーン「やよい軒」が現在、ほぼ居酒屋のような状態になっていることは前回、前々回の記事でお伝えした。生ビールにハイボール、レモンサワーといったアルコール類が、超お得なキャンペーン価格で提供されているのだ。今ならリアルせんべろも夢ではない。ところが……!
そんな「やよい軒」で最近、アルコールの販売休止が相次いでいるらしい。一杯やろうと入ってみたら、セールどころかお酒自体が売られていなかったという絶望の声がSNSに多く寄せられているのだ。そ、そんなバカな……。一体何があったというのか?
・異変
私(あひるねこ)がその知らせを聞いたのは、ちょうど先週末の連休中のことだった。当編集部の中澤から私宛てに、1枚の画像が送られてきたのだ。どうやら「やよい軒」の店頭に掲示された告知POPらしい。そこには以下のように書かれている。
「当店の東京都の要請に伴う対応について
全時間帯において、アルコール類の販売を休止いたします。
何卒ご理解いただきますよう、宜しくお願い致します。
店主」
・青天の霹靂
えええええええええ!? アルコールの販売休止? しかも全時間帯だって!? キャンペーンは8月31日までなのに……そんなの悲報すぎますやん! ただ、POPには「東京都の要請に伴う対応」と書いてある。ということは、それ以外の地域ではキャンペーン及びアルコールの販売を継続しているのだろうか?
確認しようにも「やよい軒」の公式サイトにはそれらしき記載は見当たらない。そこで、直接問い合わせて確認してみることに! 分かったことを以下にまとめてみたのでご覧いただきたい。
分かったこと その1:今回のアルコール販売休止は東京都の店舗だけの話で、東京以外では変わらずアルコール類の販売を行っている。
分かったこと その2:都内でも一部店舗ではアルコール類の販売を行っている。キャンペーンも実施中。販売しているのは以下の11店舗。
巣鴨南口店、葛西店、西葛西店、蔵前店、亀有店、南池袋店、西新宿店、新中野店、亀戸北口店、国立店、町田店
分かったこと その3:販売休止は現時点で8月31日までを予定。
先月30日、東京都の小池百合子知事は都内で酒類を提供する飲食店とカラオケ店に対し、営業時間を午後10時までに短縮するよう要請すると発表した。今回の対応は、きっとその件が影響しているのだろう。
・全部コロナのせい
私が先月行った店舗では、「ごはんおかわりロボ」の導入や各席へのパーテーション設置など、新型コロナ対策は徹底されていたように思う。仕方がないとは言え、かなり激熱なキャンペーンだっただけに残念な話だ。
もちろんこれは東京以外にお住まいの方々には関係のない話であり、先述した11店舗でも変わらずアルコール類は販売中である。ビールやサワーがもっともおいしいこの季節。皆さんには私の分まで “やよい飲み” を楽しんでいただければ幸いだ。
参考リンク:やよい軒
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
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秋の味覚を銀座で発見!新店舗「YATSUDOKI(ヤツドキ) 銀座7丁目」の国産和栗の生モンブランを実食ルポ
山梨県のこだわり「牛乳・卵・水」
国内528店舗、海外9ヶ国・地域に展開する菓子専門店「シャトレーゼ」の新店舗「YATSUDOKI 銀座7丁目」。10人ほどが入れるコンパクトな店内は、入り口から、ワイン、焼菓子、奥に行くにつれ、アイスクリーム、キラキラとケーキが並ぶショーケース。さらにその奥が、キッチンという間取りになっていました。
カフェスペースはありませんが、山梨県のかわいい魅力を感じさせるディスプレイにも癒されます。見上げると牛さんが!
日本名水百選の「白州名水」は、軟水で雑味がなく、お菓子づくりに最適なお水。これがすべての素材のおいしさを引き出す秘密です。おいしい牛乳のためにはエサは穀物より牧草が大事とし、農場から毎日直送の新鮮「しぼりたてのミルク」。素材そのもののおいしさが活きる「うみたての卵」。そのケーキをふくらませる力は、日数が経った卵とは全く違うそうですよ。
「国産和栗の生モンブラン」あわてず待とう、すぐ食べよう
注文が入ってから作る「国産和栗の生モンブラン(691円・税込)」は、食べたい気持ちをおさえて慌てないで待ちましょう!そのまま持つもよし、箱に入れて持ち帰るもよし。ただし、しぼったばかりの栗の風味を味わえる逸品なので、できたてすぐに食べることをおすすめします。
透明のプラスティックの中にブーケのようにやわらかなクッキー生地。その中に、ミルクのコクが素晴らしい純白の生クリームと、半分にカットした熊本県産和栗がなんと3つも入っていました。糸状の栗のペーストは甘さが控えめで、茹で栗をそのまま食べているかのように栗本来の風味。底の方にはスポンジケーキがちょこんとつまってケーキの要素がお目見えです。シンプルだからこそ際立つ栗の存在です。
ここだけの八ヶ岳スイーツ
「八ヶ岳南牧村契約農場しぼりたて牛乳のカスタードシュー(270円・税込)」は、ショーケースからなくなったらすぐ並べられ、ひっきりなしの大人気。分厚めでしっかりとしたシュー生地に隙間なくカスタード。マダガスカル産やタヒチ産のバニラのいい香り、あふれるクリームはとろとろ・・・。見ているだけで、幸せな気持ちになってきます。
入り口にある樽出し生ワイン(赤・白)は自社ワイナリー直送だとか。香り高い生ワインとスイーツの出会いというのも「YATSUDOKI」の提案する新しい形。水を一切使わない「赤ワインパン」という大人のオリジナルパンには驚きです。
その他、八ヶ岳明野町契約農場うみたて卵のプリン、豊酪八ヶ岳ゴーダチーズ、八ヶ岳はちみつとゆずのケーキ、八ヶ岳北杜市の100年かけたピュアな天然水のアイス、糖質70%カットのアイス、スムージー、白樺シロップ入り高原バウムクーヘン、焼きたて工房フィナンシェ・マドレーヌなどなど。
狭めのスペースは、あれもこれもと手にしやすい距離感に、普通の日にも楽しめるようにというお手頃価格で、お会計の時には、ついついカゴがいっぱいに!
YATSUDOKIの「自慢・ふるさと・提案」
おいしいお菓子のために、素材のために、畑から、土から、真摯な想いを共にする契約農家さんとお菓子づくり。その背景には、雄大な八ヶ岳をのぞむ山梨県。日照時間は日本一、豊かな四季と恵みを活かし、どんな時期も高原の旬の恵みであふれていることが自慢、とのことです。
秋とともにはじまったシャトレーゼの都心進出。今後は銀座、表参道などカフェもある店舗を展開したり、大阪、名古屋と各都市に出店予定のようです。山梨県というふるさとから生まれる自慢の四季豊かなスイーツと出会ってみてはいかがでしょう。
住所:〒東京都中央区銀座7–15–11
営業時間:10:00~21:00
交通:日比谷線「東銀座駅」徒歩約6分
HP:https://www.yatsudoki.jp/
[all photos by kurisencho]
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