安いイメージのあるファミレスと言えば、サイゼリヤ、ガストだろう。そのコスパの良さには私(中澤)もよくお世話になっている。では、逆に、高いイメージのあるファミレスと言えばどこだろうか。
私の場合、ロイヤルホストとジョナサンだ。ちょっと食べただけで1000円を余裕で超えてくるイメージ。そのため、あまり入ったことはないが……
その一角であるジョナサンが、テイクアウト限定で『若鶏のみぞれ煮』を半額にするサービスを開始している。価格はなんと税抜き399円! 激安やん。そこで初めてジョナサンの『若鶏のみぞれ煮』を食べてみた。
・店外メニューにサンプルが
2020年8月20日から始まったこのキャンペーン。半額期間は9月9日までの3週間だ。近所のジョナサンに行ってみたところ、キャンペーンの看板にサイズ感の分かる容器のサンプルがついていた。結構ガッツリサイズである。このサイズで399円は普通に安い。
しかも、同サイズの容器のご飯をつけて『みぞれ煮弁当(税抜き499円)』も可能な様子。これにご飯がついたら、ランチだけじゃなく夕飯でも十分な量である。ワンコインちょっとは熱いかもしれない。
・購入してみた
いや、落ち着け私。まだ実物を見ていないだろ。ひょっとしたら、実物はこの容器の中にちょっとだけしか入っていないかも。そこで、さっそく購入してみたところ……
結構しっかり入ってた。容器いっぱいの大判唐揚げがざっくり切られている。男子はやっぱりこういう豪快なのが好きだ。私が中学生だったら、ジョナサン・チルドレンになっていたに違いない。
しかし、悲しいかな私はオッサンである。そのため、次に目が行ったのは、添えられたカボチャとナスとオクラだ。煮物に最適なメンバーではないか。特にカボチャの煮物は独り身ではなかなか食べる機会がないため、こういうのに入ってると嬉しい。通常価格799円のオーラを感じた。
・食べてみると
とは言え、やっぱりちょっと高いような気もする。専門店じゃなくファミレスだしなあ。そう思いながら、鶏を口に放り込んだところ……
ウンマ!
カリッカリの衣を噛むと、鶏の旨みが口にふわっと広がる。優しい味付けは体が喜ぶようだ。しかも、みぞれ煮というのがまた、この猛暑に良いではないか。大根おろしがさっぱりしていて口の中がスッキリする。染み渡るような和食の味は799円でも納得だ。味を考えると、ジョナサン、そんなに高くないかも。
言うまでもなく、これが税抜き399円は高コスパ。激安すぎると言える。前述した通り、お弁当もあるため昼食や夕食とするのも良いし、これだけ買って酒のお供にするのもアリかと思った。帰り道にジョナサンがある人は今晩辺りどうだろうか?
・テイクアウトの時間
ちなみに、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、各自治体から「営業時間短縮要請」が発表されたことを受け、すかいらーくグループ店舗は各対象地域で営業時間を短縮中である。東京都の店舗は7時から22時で、テイクアウト受付時間は10時30分から21時までとなっているのでご注意を。
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
あなたの閲覧履歴から
AIがオススメ記事を紹介します


【1日10食限定】「天下一品」社長考案の新あっさりメニュー “はまぐりラーメン” を食べてみた / はまぐりと3種のトッピングが創る新世界
つい先日、ラーメンチェーン「天下一品」の特別メニュー「味がさね」を初体験した筆者。通常のこってりやあっさりとは異なる味わいに「天一」の奥深さを感じたのだが、それから1週間と経っていない2020年1月27日、同店から「ある情報」が発表された。
新メニューである。それも社長がじきじきに考案したものだという。まるで筆者をさらなる深みに誘うかのようなタイミングだ。もしや社長は私のことを意識しているのではないか。一介のファンである私の気を引こうとしているのではないか。そんな重度のアイドルオタクのような思考で新メニューを味わいに行ったところ、衝撃的な体験が待っていた。
まずお伝えしておかねばならないのは、この新メニューが店舗限定かつ1日10食限定である点だ。対象店舗は総本店のTwitterを確認してもらうとして、前情報の段階で既にプレミアム感を抱かせるそのラーメンの実態を、以降よりレポートしていきたい。
「はまぐりラーメン」。それが新メニューの名前だ。対象店舗の東京・神楽坂店を訪れた筆者は、案内された座席で説明書きを見つけた。価格はお試し価格で1000円。名前の通り前面に盛られたはまぐりが存在感を主張する、あっさりベースのラーメンのようだ。
「天一と言えばこってり」という従来のイメージとは真逆に映るだけに、驚きは隠せない。これを社長が提案した時、どんな空気が流れたのだろうか。周囲に激震が走ったのではなかろうか。その時の企画会議に傍聴席を用意してほしかったと思わずにいられない。
目の前に運ばれてきた実物を眺めてみても、動揺はいや増すばかりだ。ゴージャスな特別仕様の金色の丼。その丼の中で、前述のはまぐりに加え、緑の彩りを添える水菜や、トルコ料理で使われる極細麺のカダイフが煌(きら)びやかにひしめいている。
ジャンク感は皆無。むしろ垢抜けたオシャレさが漂う。こってり原理主義者が見たら胸をかきむしりそうな見た目だ。
だが筆者が少しでもこのラーメンの魅力を伝えることができれば、原理主義者の胸の肌を炎症から救うことができるだろう。かく言う私とて、店舗限定ながらバクチにも見える一品がどんな味なのか、気になって仕方ない。
やや緊張しつつも、まずはスープを飲んでみる。口に含んだ瞬間、それまでの動揺が感動へと変わった。
はまぐりの出汁が利いたスープのコクが、ゾクゾクするほどの刺激を味覚にもたらす。しかし感動の核はそこではない。はまぐりの美味しさの奥に、確かに「天一」のテイストが存在していることだ。
あっさりと透き通るような味わいの魚介スープに仕上がっているにもかかわらず、あの「天一」独特の風味がしたたかに感じられる。ただのはまぐりラーメンではなく、「天一」のはまぐりラーメンなのだ。「天一」とはまぐりが美しく同居している。
自分で書いておいて「天一とはまぐりが同居している」というのは相当な字面だと思うが、それが一番わかりやすく最大級の賛辞だとも思う。
スープに差し込まれたレモンがまた憎らしい仕事をしていて、ほどよい爽やかさの源となっている。水菜のシャキシャキ感、カダイフのパリパリ感も食べていて快い。
さらに忘れてはならないのが、丼に付け添えられた3種のトッピングである。「味がさね」の時も味変用のトッピングが提供されたが、今回も同様というわけだ。
1つ目は焼きトマト。角が立たない程度の甘酸っぱさがスープに溶け込み、余計にこちらの食欲をかき立ててくれる。
2つ目は溶かしバター。ラーメンのコクがますます高まり、中毒性の次元も上がる。
最後に3つ目、極めつけはトリュフオイル。失礼を承知で言えば、まさか「天一」からトリュフという単語が出てくるとは思わなかったが、これが高級感とかぐわしさを増幅させるのでケチのつけようがない。
トッピングを加えるごとに、どんどんと丼に引きずり込まれるようだ。食べ終わったあとにはもう2杯目が欲しくなっている。ぜひこってり好きの方にも一旦こだわりを捨てて味わってもらいたい一品だ。難点は実食難易度だが、それを乗り越えてでも食べる価値はある。
かくして見事にまた新たな一面を見せてくれた「天下一品」。その世界に際限なく惚れ込んでしまっている自分がいる。次はどんな一面を私のために見せてくれるのだろうと、厄介なファン心理を暴走させずにはいられない。
参照元:@Press、Twitter @tenkaippin1971
Report:西本大紀
Photo:Rocketnews24.
他にはこんな記事もあります。
あわせて読んでみてください。
三ツ矢史上 “最高レベルに酸っぱい” らしい『三ツ矢』アセロラを飲んでみた! かつて最高に酸っぱかった「グリーンレモン」と比較してみたぞ!!
なにかってーと “ビタミンC ” が欲しい、そんな年頃の三十路記者です。2020年8月18日、1日分のビタミンCとクエン酸が配合されているという炭酸飲料、『三ツ矢』アセロラの販売が開始。しかもなんと、このドリンク “三ツ矢ブランド” で最高レベルに酸っぱいというではないか。
いいねいいね、酸っぱいの大好きだぞ! せっかくなので、これまで三ツ矢史上最高に酸っぱいと言われていた『三ツ矢』グリーンレモンと飲み比べてみることにした。むむむ……なるほどこれは、結構違いがあるな!!
・圧倒的にアセロラが酸っぱい
真っ赤なパッケージが目を引く『三ツ矢』アセロラ。記者はコンビニにて、税抜140円で購入した。デカデカと “三ツ矢ブランド最高レベルに酸っぱい” と書かれている。お前さん、こないだ『三ツ矢』グリーンレモンを発売していた時も似たようなこと言うてたやん……
と思わないではないが、取り敢えず一旦その件については脇に置いておこう。上記したように、両ドリンクの酸っぱさを比較するため、取り急ぎ “グリーンレモン” から飲んでみることにする。いざ!
ふむふむ。“グリーンレモン” は確かに酸っぱ目ではあるが、個人的には甘みもソコソコ強いと感じる。食後などにじっくり飲みたくなるタイプと言えば伝わるだろうか。はじめて飲んだが美味しいな。ビールなどと混ぜても良さそうだ。
さて、次は “アセロラ”いってみよう。おおおお~、これは酸っぱい。グリーンレモンの後に飲むから余計にそう感じるのか、結構酸っぱいぞ!! お腹の下あたりがキュっとする酸味だ。個人的には、めちゃめちゃ好み。朝起きてすぐに口に入れシャキッと目を覚ましたい、そんな感じのドリンクである。
・混ぜてみた
両ドリンク、それぞれに違った美味しさがある。ということは、混ぜればよりウマいんじゃない? 閃いた記者は、ミックスさせてみることに! はじめはアセロラの味と酸味が勝っていたが、次第にレモン特有の苦みのようなものも出てきて、そこそこイケた。
酸味が倍になるようなことはなかったが、これはこれでアリなような気がした次第。偶然、両ドリンクが手元にあるという奇特な方は試してみると良いだろう。
とにもかくにも、酸味が効いていてとっても夏向きな『三ツ矢』アセロラ。熱中症対策に必要なナトリウムも含有されているとのことなので、ますます今の時期に重宝しそうだ。買い置きしておくのも良いかもしれないな!
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.