外食向け食肉苦戦も内食需要つかみ収益堅調 スターゼン1Q業績

食肉卸大手・スターゼンの今期業績は、コロナ禍の影響を受け売上高は苦戦する一方、家庭での需要増加から収益は堅調に推移している。第1四半期(4-6月)連結売上高は3.7%減、営業利益は6.3%増、経常利益9.1%増、当期純利益28.7%増の増収増益となった。

国産食肉は家庭内消費の拡大に対応を進め、取扱数量は外食需要の減少をカバーして拡大。外食やインバウンド需要の減少から国産牛肉の販売価格が低迷したことで売上高は減少したものの、売上総利益は増加した。

輸入食肉については、牛・豚は家庭需要の拡大を受け好調だったが、外食需要中心の鶏肉と内臓肉は大きく減少。輸入食肉全体[…]

外食向け食肉苦戦も内食需要つかみ収益堅調 スターゼン1Q業績食品新聞社で公開された投稿です。

時代が求める斬新な食品業界総合情報紙

あなたの閲覧履歴から
AIがオススメ記事を紹介します

朝ドラに触発されたら、横浜「まんぷく」散策を

〈食を制す者、ビジネスを制す〉

朝ドラをもっと楽しみたい人に

現在放映中のNHK朝ドラ『まんぷく』のモデルである日清食品創業者の安藤百福さん。世界で初めてインスタントラーメンをつくった人物として有名だが、実際にはどんな人だったのか。子息である安藤宏基日清食品ホールディングスCEOが著書『カップヌードルをぶっつぶせ!』の中で、創業者である父のことを次のように語っている。

「96歳で永眠したが(略)、血気盛んというか、恐るべき仕事への執着心というか、そこへ持ち前の心配性が加わって……」

百福さんは、常に「人のやらないことをやる」という創意工夫において、空恐ろしいほどの執念があったという。それだけに父は子に対しても容赦がなかった。「おまえは金に困ったことがないから人間が甘い」「大風呂敷を広げて、できもしないことを言うな」「海外で売れないのは、おまえに能力がないのだから仕方がないじゃないか」「しょせん、おまえの小さいふんどしで世界を包もうとしても、無理なんだよ」……。

まさに罵倒である。一代で大企業をつくり上げた創業者のビジネスへの執念はすさまじい。だが、百福さんも早々に成功したわけではない。世界初のインスタントラーメンであるチキンラーメンをつくったのは48歳のとき。人生の後半戦を迎えて百福さんは「考えて、考えて、考え抜け。私が考え抜いたときには血尿がでる」と語るほど、苦しみ、悩み、試行錯誤を繰り返して開発した商品がチキンラーメンなのである。

 

48歳でチキンラーメンを開発

百福さんは1910年、日本統治下の台湾で生まれた。両親を早く亡くし、22歳のときに遺産を元手に繊維商社の東洋莫大小(メリヤス)」を設立。翌年日本に渡り、大阪で商売を始めた。立命館大学の夜間部に通い勉学にも励んだが、その後、第二次大戦で事務所や工場をすべて失うことになる。多くの辛苦を経験したが、戦後は復興事業を推し進めた。

41歳のとき頼まれて、名前を貸すかたちで信用組合の理事長に就任。これが失敗のもとになる。信用組合が資金繰りに行き詰まり倒産。百福さんは個人で負債を弁済することになり、一夜にして個人資産すべて失うことになるのである。手元に残ったのは大阪府池田市にある一軒の借家だけ。47歳。正真正銘の無一文になったのである。しかし、そこから再起を図って、国内の食糧不足の解消を目的にインスタントラーメンの開発に邁進する。宏基氏は著書でこう語っている。

「創業者にとって世の中のためという思いもあったのだろうが、そのときはさすがに生活が切羽詰まっていた。自分と家族が生き延びていくために死力を尽くした最初で最後の仕事ではなかったかと思う」

ある時、夫人が天ぷらを揚げているのを見て、麺を油で揚げて乾燥させる「油熱乾燥法」を思い付く。1年間かけて開発に成功した百福さんは、58年にチキンラーメンを発売。どんぶりに入れてお湯を注ぐだけでおいしく食べられる簡便な食品は、「魔法のラーメン」と呼ばれ、瞬く間に人気商品となった。それをきっかけに現在の日清食品を立ち上げるのである。

「安藤さんはスッポンのような人である。いったん食いついたら離さない」。親交のあった福田赴夫元首相はそう評している。百福さんから学ぶべきは、人生の危機に陥っても、諦めないという執念と集中力だろう。

「物事は漠然と考えていてはだめだ。一心不乱に考え続けるからこそ、睡眠中にふっとアイデアが浮かび上がってくる」

 

ビジネスパーソンこそ横浜に行ってみるべし

そんな百福さんのことをもっと知りたいと思ったら、横浜のみなとみらい地区にある「カップヌードルミュージアム 横浜」(正式名「安藤百福発明記念館 横浜」)に行ってみるといい。百福さんの創造的思考を体験できる一風変わったミュージアムで、自分のオリジナルカップヌードルをつくったり、チキンラーメンの「手作り」を経験したりすることもできる。

好都合なことに、ミュージアムの近くには「横浜みなとみらい万葉倶楽部」がある。ミュージアムで過ごしたあとは、万葉倶楽部で温泉に浸かって、ゆっくりリラックスタイム。そんな休日を過ごしてみてはいかがだろうか。

私もときどきこのコースを利用するのだが、皆さんには万葉倶楽部で夕方まで過ごしたあと、野毛で飲むことをお勧めしたい。みなとみらい地区からJR桜木町駅を超えて15分くらい歩くことになるが、たいしたことはない。野毛に近づいてくると期待と空腹でソワソワしてくる。お酒好きな人にとっては天国みたいな街だ。周囲のほとんどが飲食店。それも個性的な店ばかりが並んでいる。

ぜひ行ってほしいのは焼鳥の名店「伸喜」だ。手羽先、はつ、ねぎ肉、かわ、つくね、なんこつ……何でもうまい! 私も最初は知り合いのオジサマに連れていってもらったのだが、看板らしきものがないので、教えてもらわなければわからない。行列は必至。だから、17時の開店前にまずは攻めてみてほしい。あとは運だ。この店を手始めに、呑み屋をハシゴする。最後はバーで〆て、翌朝は二日酔いということが多い。

出典:サプレマシーさん

そんなとき私はカップヌードルを食べる。それもスタンダードなしょう油味。食べてみると、胃に染み渡る感じがする。やっぱりカップヌードルがいいなあ。そう思いつつ、しばらくして復活。そして夕方、また飲みに行くことになるのだが……。

他にはこんな記事もあります。
あわせて読んでみてください。

290円で馬刺しも食べられちゃう! 神田カレーGP優勝店が手がける異色の新店がオープン

【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレー#126】「ばち 赤坂

ダイエットのためには筋肉をつけた方が効果的で、その際にはしっかりと肉を食べた方がより良いということが、ようやく認知されつつあるような気がします。筋肉をつければ基礎代謝が上がり、脂肪燃焼効率が高まって体脂肪率が落ちやすくなるのです。つまり、筋肉をつけると太りにくく痩せやすい体質になるということ。筋トレ歴35年になる僕ですが、確かにそれを体感しています。

そして、筋肉をつけるためには肉などのたんぱく質を摂るべきといわれています。ダイエットに向いている肉というと鶏のささみが有名ですが、それ以上に僕がおすすめするのは馬肉と羊肉。前置きが長くなりましたが、そんな馬肉と羊肉の料理をメインした居酒屋が2020年8月3日、赤坂にオープンしました。

馬偏に羊と書いて「ばち」と読むそうです。「ちょっと待て、これ、カレーの連載だよね?」と思った方、ご安心ください。何しろここ、カレーもあるのですから\(^o^)/

「馬刺し」(一人前)

まずはカレーの前に馬刺しから。この馬刺し、何と290円(一人前)です。290円で馬刺しを食べられるお店、僕はほかに知りません。しかも290円とは思えないクオリティなのです。トロっとした舌ざわりの新鮮な馬肉。都内のほかのお店で食べるなら、600円や700円はするだろうと思えるもの。それが290円です。

写真左から「羊肉串」と「羊レバ串」

羊は串でいただきました。「羊肉串」180円(一串)は絶妙な火入れ加減のラム肉をスパイスで食べる逸品。スパイス感がラム肉とあいまって実においしいです。「羊レバ串」200円(一串)は、ラムのレバーを低温調理したものなので生のような感覚を味わえます。これもお酒のつまみに最高ですね。

その安さの秘密を社長に聞いてみると、「一頭丸々仕入れて、自ら切り分けているからこそ可能な安さです。それでも安さの限界ギリギリを攻めているので、多くの方に食べてもらえないと高くせざるを得ないんですよ。でも、馬肉とか羊肉とかってなかなか気軽に食べられないじゃないですか。それを気軽な金額で食べられるお店を作りたくて」とのこと。素晴らしい!

「ばちカレー」

そしてカレーです。店名を冠した「ばちカレー」800円は、馬肉のスジ肉をしっかりと煮込んだものがベースとなっており、これにラムのレバーも時折入っています。ドライタイプでスパイスもエッジを利かせてあり、肉がゴロゴロと入った中にあえて半生程度の火入れでシャキっとした玉葱の食感がたまりません。これはここでしか食べられないオンリーワンのカレーですよ。

何故こんなにおいしいカレーが作れるのか。実はこちらのお店、「神田カレーグランプリ2019」で見事グランプリを受賞した秋葉原の名店「カリガリ」が手掛けたお店だからなのです。社長曰く「カレーでやっとグランプリ受賞させてもらって、カレーじゃないお店を始めようとこちらを開いたんですが、ふと思いついてカレーにしてみたら、これがおいしくて。ならもうこれも出してしまえということで」とのこと。出してくれて本当にうれしいです。

カリガリ本店のカレーともまるで違うアプローチであり、馬肉羊肉の料理店でありながらカレー専門店も手掛けている方だからこそ作れる奇跡的なカレーなのですから。カレーも羊串も、卓上にある七味、クミンシード、特製カリガリマサラで味変可能。そのままでも十分おいしいのですが、より辛くしたり、香り高くしたりしながら、自分好みに変えていけるのもうれしいです。

ちなみにこちら、カレーのみテイクアウトも可能とのこと。トレイニーにもダイエッターにもカレーマニアにもうれしいばちカレー。是非食べてみてほしい逸品です。

※価格はすべて税抜

<店舗情報>
◆ばち 赤坂
住所 : 東京都港区赤坂3-6-18 ニューロイヤルビル B1F
TEL : 03-6277-8115
営業時間 : 17:00~22:00(フードL.O.21:30 ドリンクL.O.21:45)
定休日 : 日曜日

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は、感染症対策の実施と人混みの多い場所は避けるなど、十分にご留意ください。

※本記事は取材日(2020年8月16日)時点の情報をもとに作成しています。

文・写真:カレーおじさん\(^o^)/