世のため人のため役に立つことがしたい! なんて漠然と思っても、何からやろうか、何が出来るのか……と考えてる間に何もせず終わる人は多いかもしれない。そんな方々に朗報だ。ハンバーガー屋さんにてシェイクを買う感覚で、気軽に寄付出来るキャンペーンを発見したよ。
しかも200円寄付すると、お礼として490円分のシェイクチケットが1枚貰えるらしい。良いことをした上、なんだか得した気分にもなれちゃうキャンペーンだ。さっそくご紹介したい。
・チケットを「購入」する形
嬉しいキャンペーンは2020年8月25日(火)~ 9月14日(月)の間、ハンバーガー屋「Shake Shack(シェイクシャック)」国内全店舗で行われている。寄付先は東日本大震災で被災した子どもたちを支援する「ハタチ基金」と、経済的に厳しい状況にある子育て家庭などを支援する「フローレンス」だ。
それにしても、どのように寄付すればいいのだろうか。店頭にキャンペーン案内は掲げられているものの、参加方法は書かれていない。まさか募金箱が置かれていて、「200円寄付したのでチケットください!」と店員さんに言わなければならない、なんてことないよね……?
やや不安に思いながら、商品注文カウンターへ行くと……メニューの1つになっていた。良かった〜! 寄付をする際には、普通の注文と同じように「チケット下さい」などと言うだけでOKだそう。支払いも現金を募金箱へ……という形ではなく、他の商品を購入する際と同様の支払い方法が選択出来る。
商品を注文するのと同じ感覚、同じ手順で気軽に寄付出来ちゃったよ。ちなみに寄付は1人何回でも可能なので、200円の寄付ごとに1枚、490円のSサイズシェイク1杯と交換できるチケットがやってきた。寄付すればするほど子どもたちの役に立てて、自分も得した気分になれてしまう。
ちなみにキャンペーン自体は2020年9月14日(月)までの開催だが、シェイクチケットは2020年10月31日まで使用可能だ。チケットは寄付をした店舗に限らず国内の全店舗で使用できるよ。もちろん、寄付をした当日にも使用可能だ。
チケットを使用しても味の制限などはなく、通常Sサイズシェイクを注文するときと同様に、バニラ・チョコレート・キャラメル・ストロベリー・ブラック&ホワイト・ブラックセサミ・コーヒーの7種類から選べる。
シェイクはなめらかで甘いだけでなくコクがあり、かなり美味しい。人の役に立つことをして貰ったせいか、いつもより更に美味しい気もして、ますます嬉しくなってしまう。
寄付の動機は「社会の役に立ちたい」でも、「子どもたちのために」でも、もちろん「シェイクが欲しい」でも、何でも良いと思う。世のため人のために……と気負うことなく、気軽に行動してみるのはいかがだろうか。
参照元:『Shake Shack』公式HP
Report:伊達彩香
Photo:RocketNews24.
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【急報】2019年5月25日は有楽町駅前の「東京愛らんどフェア」にGO! 島寿司を食べたら寿司がパラダイムシフトした話 / あるいはクロシビカマスがウマすぎた話
関東在住のみんな、特に珍しい食べ物とか魚が好きなみんなに是非知らせたいイベントがある。それもめちゃくちゃ急で、本日2019年5月24日と(執筆時ですでに24日分は終わってる)、25日の土曜日しかやっていない「東京愛らんどフェア」なるイベントだ。
わかる。名前はなんかショボそうだよな。いかにも役所とかがつけた、スタイリッシュさを欠く感じ。でもイベントの中身はガチだし、マジで珍しいものを食べられるまたとない機会なのだ……!
・伊豆・小笠原諸島
この「東京愛らんどフェア」なのだが、ぶっちゃけてしまうと規模はめちゃくちゃ小さい。もしかしたらロケットニュースでこれまでに紹介してきたグルメ系イベントの中でも最小規模かもしれない。なにせ、会場はJR有楽町駅前広場。多分10分程度でエリア内を回れるだろう。
このイベントのテーマは、東京都に属する離島。つまりは、伊豆諸島と小笠原諸島の島々だ。具体的には、大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島と、さらに遠い父島、母島である。
東京都に属してはいるものの、下手したらハワイやグアムよりも行く機会は無い……場合によっては、島の存在すら知らないがゆえに、そもそも候補にすら挙がらない可能性もあると思われる。なお一部の島は、アクセス方法的にガチでハワイより行くのが困難だったりする。
そんな縁遠い東京の離島から人々がやってきて、屋台を設置し、郷土料理や特産品を売っているというのがイベントの概要である。当然売られているモノもレアなものや日本っぽくないものが多い。
例えばサメジャーキーや……
八丈島の特産品らしいアシタバのアイスなど。このアイスは、抹茶を藁(わら)っぽくした味でそこそこウマかった。しかし抹茶と言われれば信じてしまうであろうほど抹茶っぽく、アシタバ味がどんなものなのかは今でもよくわからない。
ちなみにアシタバ自体は、筆者がよくうろついている湘南でも海沿いに生えていたりする。雑草だと思っていたが、まさか食べられるとは知らなかった。湘南の人々はアシタバを食べるのだろうか?
・島寿司がヤバい
それはともかく、本イベントで是非皆さんに食べていただきたいのが、島寿司である。島寿司とは八丈島の郷土料理で、しょうゆ漬けにした魚の切り身を、甘い酢飯と練りからしで食べるスタイルの寿司。
この料理の存在自体は、作家の椎名誠氏がご本人のエッセイでたびたび絶賛していたので知っていし興味もあった。しかし、何せ八丈島の郷土料理。なかなかハードルが高く機会の無いままだったが、本イベントにてついに食べることができたのである。
ちなみにお値段は1パック3貫入りで500円。ちょっとお高めだが……断言しよう。このイベントの島寿司は、この手のイベントにありがちなチャチさとかは一切無く、マジでちゃんとウマかった。
3貫はあまりに少なすぎるので1000円出して6貫買ったのだが、ウマすぎて一瞬で消えてしまった……。もっと食いたいがあまり、勢いで都内の八丈島料理屋を検索して予約を入れてしまったレベル。
今までの人生でそこまで寿司を食べる機会が豊富だったわけではないものの、島寿司によってもたらされた寿司体験は、筆者の中での寿司という概念にある種のパラダイムシフトを起こしたと言えよう。
しょうゆ漬けにした刺身と、練りからしで食べる寿司……これもっと広まって、それこそ回転寿司とかに実装されないだろうか? タピオカなんかよりずっと流行ると思うんだけどなぁ……。とにかくみんな土曜日は有楽町に行って島寿司食べて。
・クロシビカマスとの再開
そしてもうひとつ。みなさんはクロシビカマスという魚をご存知だろうか……? 熱心なロケットニュース読者かつ、魚に強い関心を持っている方ならきっとこの名前に覚えがあるだろう。
かつて東京海洋大の学園祭について紹介したときに、記事の最後で一瞬だけ標本として登場している。
まず市場に出ることもないので、あまり知られていない魚。釣ろうにも深海魚なので、専用の装備が無いとまず無理だろう。一般人で知っていたら、そいつは魚マニアか釣り人か漁師でまちがいない。
そんなクロシビカマス、どうやら伊豆諸島では「サビ」という別の呼び名で通っており、しかもよく食べられているそう。イベントでから揚げとして売られていたのだ。
「ほう、あのクロシビカマスか……おもしろい!」的な感じでゲテモノにチャレンジするノリで買ってみたのだが……これもマジでウマい。
アジのフライとかそういった魚系の揚げ物は、どれだけ新鮮でも多少の臭みがつきものだろう。それがこのクロシビカマスには皆無。残念ながら冷めてしまっているが、それでもウマい。揚げたては死ぬほどウマそう……どこか新鮮なクロシビカマスの揚げ物食べられる店は無いものだろうか。
・25日の午前11時から
ちなみに他にもパッションフルーツや、トビウオのクサヤ、青ヶ島で作られている焼酎(これもウマかった……)など、レアめなものが沢山売られている。全体的に、島の人たちが本気で良さを伝えようとしているからだろうか? よくあるグルメ系のイベントよりもウマさが本物だった。
ということで、とにかく筆者的には島寿司とクロシビカマスの揚げ物のためだけにでも、25日土曜日は有楽町駅の駅前広場まで足を運ぶことをおススメしたいわけである。あとクロシビカマスのほうは、持ってかえってレンジでチンした方が圧倒的にウマいかも。
25日は午前11時から午後7時までの開催で、公式HPによるとこの日の島寿司の販売時間は12時、14時、16時からとなっている。是非足を運び、並んで買って食べてみて欲しい。
参照元:東京愛らんどフェア
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.
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あなたはどのチーズがお気に入り?日本で手に入る世界のチーズ
こんにちは、トラベルライターでチーズが大好きな工藤綾香です。
ピザにグラタンにチーズフォンデュ、少し前に流行ったタッカルビなど、チーズを使った料理って人気ですよね。
チーズにもたくさん種類がありますが、わたしたちが普段食べているものはその中でもほんの一部かもしれません。
今回の記事では、世界のいろいろな美味しいチーズをご紹介していきます。記事内でご紹介しているものはすべて、美食家イタリア人お墨付きです!お好みのチーズがみつかりますように。
チーズは最古の食品のひとつ
日本で初めてチーズが食べられたのは、いつだと思いますか?文明開化の頃か、それとも戦後?
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そんなイメージですが、日本の最古のチーズはなんと飛鳥時代にはすでに作られていたとか。本格的に産業化したのはどうやら明治時代頃のようですね。
世界でも最古の食品のひとつであるチーズは、驚くなかれ、ヨーロッパでは紀元前6000年頃にはすでに作られていたといいます。ただ、あまりにも昔のことなので、発祥の地がどこかというのははっきりとは言えないようです。
ヨーロッパという説もあれば、モンゴルなどのアジアではという説も。
今でこそ毎日でも食べられるチーズですが、世界中どこの地域を見ても、その美味しさから歴史上は高級品だったようです。神様の捧げ物として作られたり、貴族しか食べられなかったり。
当たり前のようにチーズが食べられる現在の文明に感謝ですね。
世界にはチーズがなんと1,000種類以上
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チーズは、原料や製法によって1,000を越える種類があるとされています。分類方法によっては、3,000といっても過言ではないんだとか。
世界でもチーズの生産国として有名なのは、年間70万トンのチーズを生産しているというオランダ、スイスなど。またチーズを使った料理で思い浮かぶのは、イタリアやフランスといったところでしょうか。
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有名なものでは、モッツァレラチーズ、チェダーチーズ、ゴーダチーズなどがあります。カビを伴うカマンベールチーズや、ブルーチーズもよく知られていますね。どれも独特な風味や感触を持っていて、甲乙つけがたいです。
それでは、そんなたくさんの種類があるチーズの中でも、日本の輸入食品ショップ等でも手に入り、かつ美味しいチーズたちを紹介していきます!
モッツァレラの仲間?ブッラータとスカモルツァ
チーズの中でも人気が高いモッツァレラチーズは、フレッシュタイプに分類されます。フレッシュタイプというのは熟成されていない、作りたてを楽しむタイプのチーズで、ミルキーでやわらかいのが特徴。
ヨーグルトの食感に似たリコッタチーズや、スイーツ作りのお供・クリームチーズもこの仲間です。そんなフレッシュタイプの中でも、モッツァレラによく似た2つのチーズをご紹介していきます。
クリーミーさが特徴!ブッラータ
ブッラータチーズはここ数年、テレビや雑誌などで取り上げられているのも多いので、「知ってる!」という方も多いのではないでしょうか?
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南イタリアを原産地としたこのチーズ。モッツァレラチーズの生地で作った、つるんとした巾着のような袋の中に、モッツァレラとクリームを混ぜたものが詰められています。ナイフで切るとこの中身があふれ出てきて、食欲をさらにそそります。
“Burrata”は、イタリア語で“バターの様な”という意味だそうです。一度食べてみればその意味がわかりますよ!クリーミーでミルキーで、思い出している今もよだれが出てきそうです。
わたしがイタリア人にオススメされた食べ方は、常温に戻してオリーブオイルやお塩をかけて、そのまま食べること。トマトやルッコラと一緒に食べても美味しいです。もちろんピザやパスタに乗せるのも手ですが、最初はそのミルキーさを味わうためにも、そのまま食べてみては?
スカモルツァ
スカモルツァもブッラータと同じく、主に南イタリアで作られているチーズです。わたしがよく食べるものは「ひょうたん」のような形をしていますが、単純にボールのような形のこともあるようです。
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モッツァレラの仲間ですが、モッツァレラが脱水された状態とでも言えばよいのでしょうか。クリーミーさのない、ドライなモッツァレラを想像していただければと思います。モチモチとした弾力はそれでも保たれています。
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プレーンタイプのものと、燻製されているものがありますが、わたしのオススメは燻製タイプです。そのまま食べても美味しいですが、焼いて一手間を加えることで燻製の風味が倍増。とろっととろけて、焼く前とでは食感もまるで別物になります。
フライパンやホットプレートでももちろん良いのですが、バーベキューなどで焼いてみてはいかがでしょうか?焼くとお餅のように伸びるので、見た目のインパクトも抜群。話題を作ること間違いなしです。
トリュフ入りチーズ
世界三大珍味のひとつに数えられるトリュフ。普段の生活で食べることはなかなかないかもしれませんが、実はチーズとの相性ばっちりなんです。
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輸入食品ショップでは、さまざまな種類のトリュフ入りチーズを発見できるのではないでしょうか。トリュフ入りチーズの中で一番よく見られるのは、「ブリーチーズ」という白かびチーズの間に、トリュフが挟まれたもの。
それも美味しいのですが、今回わたしがオススメするのは、チェダーチーズの中にトリュフが入ったものです。チェダーチーズのホロホロとした食感と相まってトリュフの風味が感じられ、これが美味しいんです。
スライスしてクラッカーに乗せればオードブルの完成。お酒を飲まれる方いわく、ワインとの相性も抜群のようですよ。わたしはクリーム系のパスタの上に、おろし金などでシュレッドしてかける食べ方が大好きです。
新食感のハルミチーズ!
photo by Ayaka Kudo
昨今オーストラリアで人気急上昇中なのが、焼いても溶けないという不思議食感の「ハルミチーズ」。その原産はギリシャ・キプロスだとのことです。
塩漬けのチーズなので、味付けを何もしなくても、初めから塩っ気が強いのも特徴のひとつです。初めて食べるという時には、味付けをしすぎないようにお気をつけください。
そのまま食べると、ボソボソとした食感や塩辛さで、何が何だかわからないかもしれません。ハルミチーズの魅力は、焼かないとわからないと言っても過言ではないです。
photo by Ayaka Kudo
加熱によって中身はやわらかくなるのですが、なぜか溶けることはありません。また焼くことで、表面はカリカリに。噛むと、やわらかいながらも「キュッキュッ」という不思議な食感がして、これまたやみつきになります。
「こんなチーズがあるんだ」と、イタリア人も大絶賛していました。非常に美味しいのですがカロリーも塩分も高いようなので、食べ過ぎには注意です。
塩辛さが苦手な方は、焼く前に湯通ししたり、茹でたりしているようです。お好みによって、調理方法を変えてみてくださいね。
手に入らない場合は通販も
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いかがでしたでしょうか?今回は、イタリア人もおすすめの、そして日本でも手に入るさまざまなチーズをご紹介しました。
お近くの輸入食品ショップで見かけなかった場合は、通販を使うのも手です。皆さまのお気に入りのチーズが見つかりますように!